持っている資質を、自分のものにできるか否か | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

各惑星には、それぞれの性質に沿った、本能的な欲求があります。

金星だったら「愛されたい」「愛したい」「美しくいたい」

火星だったら「勝ち取りたい」「パワフルでいたい」

太陽だったら「輝きたい」

それらのパーツを駆使して、私たちは人生を組み立てていくわけですが、基本的にはそれらの星の活かし方は、模倣して覚えます。

もし、家の中で火星の力が隠されていて、家族の誰もが「怒らない」「戦わない」「勝負しない」のだとしたら、子どもも自ずと「火星は隠すもの」と学習するでしょう。

主張せず、目立たず、それゆえ出世することも、欲しいものを自分の手で勝ち取ることもできず、パワーがなくて、すぐに疲れてしまうという毎日。

しかし、無意識にあるものは補償されます。

 

実際には誰もが火星を持っているため、そのような生き方をしていると、周囲にはイキイキと人生を十二分に生きている人、あるいはちょっと短気でカッカしながらもパワフルに働いて欲しいものを獲得している人が、出現するかもしれません。

そして、そのような人物にしばしば振り回れさることもあるでしょう。

でも、それは火星を活性化させるために、無意識が起用したキャストなんですね。

監督が「主人公のパワーが弱いので、対比としてパワフルな友人(もしくはライバル)を出現してバランスを取ろう」と、呼び寄せたのです。

 



あるいは周辺ではなく、憧れや崇拝の対象として、火星キャストを起用することもあります。

 

パワフルな技で圧倒するアスリートや、ダンスパフォーマンスが魅力のアーティスト、あるいは冒険して活躍するアニメの主人公などに、自身の火星を投影する、というものですね。

一日の終わりに、彼らのパフォーマンスを観ると癒される、元気になれる、明日も頑張れる……といったように、火星を外部装置として、起用する人もいるでしょう。

どちらも、私たちの無意識が起用したキャストですが、当人に対する影響は異なります。

身近な人物に投影した場合は、振り回されてフラストレーションがたまるかもしれません。

しかし、そのフラストレーションをどう使うのかが、まさに火星の見せ所。

 

目の前に火星をイキイキと使っている見本となる人物がいるのですから、やがて葛藤の末に自らの火星を奮起して使うことに成功するかもしれません。

リスクはイライラさせられることですが、しかしその葛藤が統合には欠かせないのですね。

一方で外部装置として火星を置いておくと、本人は傷付かず、安全にパワーを補給することができます。

しかし火星はずっと外にあるので、依存し続けなくてはならず、故に成長できないというリスクがあるでしょう。