現在、水星・木星・土星・天王星・海王星と5天体が逆行したまま、水のグランド・トライン+アルファの配置を作っています。
水星以外は世代天体ですから、個人というよりも、より大きい企業や行政の単位での課題や改善点が浮き彫りになるときですね。
大分の火災や、沖縄の断水など、インフラの機能低下による危機的状況のニュースも気になっています。
土星と海王星の合は、まだ当分しばらく続く「いまの時代を象徴する星の配置」ですが、土星という基盤や柱の無効化……老朽化による脆弱化を象徴するので、経年劣化してきているものは、すべからく補強するか、取り替えるかといったメンテナンスを必要とするでしょう。
これは家などの建物もそうですし、企業や行政のシステムもそうですし、個人だと身体がこれにあたりますね。
疲労が蓄積していると、脆弱さが増すため、疲れやストレスを溜めている人はインフルなどに罹患しやすい時期です。

まもなく7月から始まった四ヶ月半の土星の逆行が終わりますが、逆行期間にこそ、弱くなった部分の強化やメンテナンスをしっかりとしておきたいですね。
順行に戻ったら、土星は構築された基盤の上に、日常を淡々と繰り返していくことになります。逆行時こそが、課題を見つけ出し、改善するチャンスです。
いま、弱っている、使いにくい、古くなっている……と感じるものがあれば、放置せずに、使い勝手が良くなるように改善すると良いですね。
体調を管理するにも良いタイミングです。
魚座の土星の向かいにあるのは、自己改善力とメンテナンスの乙女座です。水星も逆行しているいまこそ、自身の内なる乙女座力を発揮して、今の自分にフィットするライフスタイルを再構築すると良いのではと思います。