射手座の季節に、暮らしを見直すこと | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

太陽が射手座に入りました。ここから冬至までは、ケンタウロスが駆け回る、1年で最も忙しい季節ですね。

 

現在は特に木星を含むグランド・トラインがあるため、やることや興味あることも多くなりやすく、さまざまなことが急に展開して、目まぐるしくお過ごしかもしれません。

とはいえ、近年は歳末の贈り物や忘年会などの機会もめっきり減り、年賀状を辞める人も続出して「年末前にすべきこと」が、少なくなっている印象がありますね。

海王星が魚座から牡羊座に抜けるとき、時代が大きく移り変わり、次の時代へ人々が持っていくものと、手放していくものとに分けられます。

多くの習慣や風習、文化、伝統が、この数年のうちに失われていくのでしょう。どこでも後継者が足りていないですね。歳末やお正月の過ごし方も、変わりつつあります。



現在、逆行中の木星が蟹座にあります。

蟹座は過去から受け継いだ伝統や歴史を模倣しながら、新しくもする星座。同じ土地、同じ家に暮らしても、そこを引き継いでいるのは「いま、生きている者たち」ですから、土壌の上に「新鮮な今の時代の風」が入り込んでくるでしょう。

 

いま、その蟹座木星の向かいに、冥王星があります。

 

冥王星は触れたものを一度、バラバラに解体して、再構築するという特性があります。

習慣や風習。伝統や歴史。先祖から受け継いできたもの。その資質。価値観。やり方。そういったものがいまひとたび、見直されて、より現在に合った形に紡がれ直されるときを迎えているということですね。この流れは来年まで続き「ものすごい速さで時代が変わりつつある」ともいえます。


この機に、日々の暮らし方や生活様式などを、より大きな観点から、とらえ直しても良いのかなと思います。

 

これから先どこでどのように暮らしたいのだろうか。安心できる、充実の暮らしとは、どんなことかな?


忙しい日々ですが、意図を内側にもって、すこやかにお過ごしください。