アストロダイアリーは、占星天文暦がついたバーチカル手帳です。
占星術人口がどんどん増えてきて嬉しい昨今ですが、占星術を学ぶと、まずは個人の出生チャートを読みますね。
次にトランジットとの組み合わせによって「今年はどんな1年になるの?」「今はどんな時期?」というのを見るようになりますが「どんなことが起こりそうなのか」という未来予測の技術を日々、鍛えるのに絶好のチャンスが、毎日の星の動きです。
現在の星の動きが、社会や経済、そして個人にどんな影響をもたらしているのかを理解することは、占星術を学ぶうえでとても重要です。
しかし、それが難しいのは、惑星や星座は元型すなわち原材料みたいなものですから、それがどのような形で顕現されるのか、無数のバリエーションがあるのですね。
その理解を深めるために、実際に起きている現象から、その星の影響を見ることが学びとなるでしょう。
みなさまにはご自身で、日々の星の動きがどんな影響をもたらしているのか、ぜひ体感してみてほしいと思います。
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🔸新月
毎月の新月は次の新月までの一ヶ月、どんなことが起こるか、予測するための基本のチャートとなります。多くの占星術師が新月図リーディングをブログやSNSでアップしていますが、ご自身で毎月読む練習をしてみるのはおすすめです。
ざっくりと惑星を「太陽・月・金星・木星」のベネフィック天体と「火星・土星・トラサタ」のマレフィック天体とに分けて、前者の惑星が入っているハウスは吉兆、後者は凶兆として読んでみると良いでしょう。
良し悪しというよりも「幸運ポイント」と「より意識して気をつけたいポイント」という感じでしょうか。
たとえば6ハウスに太陽や木星が入っていると「業績が良好」「仕事が発展」という感じですが、土星や海王星が入ると「健康注意」「インフラ関係で思わぬ綻び」「風邪が流行りそう」などといえますね。その場合は「いつもより念入りにケアしよう」とか「早寝早起きを心がけよう」といったことで防げるわけです。
実際に身の回りで何が起きたのか、社会でどんなことが起きたのか、それらを検証してみることが学びにつながります。
惑星が上に集まっている時は華やかで期待感があり、下に集まっているときは内向きです。コロナのステイホームの時期などは、4ハウスや12ハウスに太陽や月が入ることが多く「隠れてジッとしている雰囲気」がチャートに描かれていました。
今年の夏至は牡牛座の金星と月が8ハウスにあり、相場が絶好調でしたね。
そのような事象とチャートとの結びつきを日々、読み解くことは勉強になるでしょう。
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🔸惑星の逆行
同じく惑星が逆行に入るタイミングも意識しておきたいときです。
惑星は逆行に入る数日前から留(ステーション)という状態に入りますが、この時にその惑星に関する課題が浮上することがよくあります。
自分のことかもしれないし、周辺や社会の中でそれを見ることもあるでしょう。
何が今回の逆行のテーマとなっているのか…逆行はその惑星が表現しているものを見直して、修正するタイミング。
たとえば土星の逆行時は忍耐を強いられること…台風で育ててきた野菜が流されたり、その災害で予定がキャンセルされたり、ここまでやってきたことが台無しになったりといったことが起こり得ます。
その起きた出来事から「どうやって災害に備えるのか」「万一の時はどのように補償するのか」といった点で土星の責任の取り方をしっかりと定め直す時といえるでしょう。
逆行は現段階の私たちが抱えている限界や課題を明らかにしてくれるのですね。
新月と同じように、ケースを多くみて、理解することが次に似たような星の配置がやってきた時に、どんなことが起こりうるのかと予測する材料となります。
多くの情報や知識をネットやAIから得ることができますが、それに経験が加わることでそれらは「生きた知恵」となります。
人や事象を実際に見なければ、わからないことも多いですから、ぜひ星の動きに合わせて、どんなことが自分や世界で起きているのかを意識して見てみてくださいね。

