意識の向けどころに注意 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

状況がめくるめく変化する秋の季節が始まりました。

風のグランド・トラインが、私たちの思考の動きを激しく動かすときですね。パッと思いついては、さっと動くため、おのずと忙しくなりやすいときです。


エレメントの中で、風は最も変化を招き寄せる性質があります。

火は上に向かって燃え盛り、水は下に向かって落ちていき、地はジッと留まって動きません。風だけがどこまでも自由に気まぐれに動きます。

好奇心が強く、さまざまなことに興味を持ち、ひとつに決めるのが苦手で、思いついたことを簡単に覆します。

それは時に柔軟に事態に対する応答力となり、時に約束や決め事を容易に裏切り、状況をひっくり返すトリックスターともなるでしょう。

 



そんな秋だからこそ、秋分の前日に蠍座に入宮した火星の活かし方が大事だと感じます。

風の大三角がさまざまな方向に意識を向けていきますが、火星のパワーが高まる配置なので、集中することで、難しい物事でも突破することができそうです。

 

「ここぞ」というところに大いに力を発揮して、バリバリと活躍することができるでしょう。

一方で怒りやフラストレーションが募りやすい配置でもあるので、さまざまな状況や他者とぶつかると、おおごとに発展しやすいときです。これまでの恨みや怒りが噴出しやすく、それを相手にぶつけると泥沼になります。

因縁の争いのトリガーとなり、また長引きやすいときなので、気をつけましょう。

怒りや憎しみが出てきたときは、それを相手に投げつけるのではなく、内側にある苦しさや無力感や絶望といった「暗い側面」をに目を向けて、その嘆きを感じることで、自身の心を爽やかに変容させることができそうです。

また、風の大三角が状況を客観的に見て、そこで何が起きているのか、しっかりと理解するを助けてもくれるでしょう。

 

心の動きと、意識の向けどころに注意しておきたい時期です。

 

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香港からは無事に帰国できました。延泊したおかげで、夜景をたっぷり堪能できました(笑)