3月末頃から、ネット証券の会社から「二段階認証を設定してください」とか「できれば三段階認証も」というような注意喚起がやたらと増えています。
私は心配性なので、早めに複数回認証を設定していたのですが、それでも有名な投資家さんが証券口座を乗っ取られたという投稿を見て、戦々恐々としました。
その投資家さんは毎日ログインしてチェックしていて、当然、二段階以上の認証も設定しているのに……「直接サーバーから情報が抜かれる可能性がある」とかいう話も聞きますし、恐ろしいですね。
およそ9社のネット証券会社が被害にあっているようで、ようやく今日になって乗っ取りの被害者に補償する方向に動き出したというニュースがありました。
これもまた、金星が牡羊座に抜けたからでしょうか。複数回認証をやっているにも関わらず、口座が乗っ取られたら、これはもう自己責任とはいえないとは思いますが……。
5月5日から始まる冥王星の逆行で、どうなっていくのか、成り行きに注目したいところです。
水瓶座の冥王星ですから、この逆行では、まさにネット社会における闇や見落とされがちな盲点が浮き彫りになるのではと思います。
ネット証券に関しては、日本の会社ばかりが狙われているという話もあります。NISAの普及で口座を開設する人が増えた一方で、セキュリティが十分でないケースも指摘されていますね。
なんでもかんでもネットで完了できるのは確かに便利ですが、大切な財産や情報を守るためには、これまでリアルの世界で築いてきた感覚とはまったく異なる、新しい技術や対策が必要になります。
お金や財産を扱う分野は、2-8ハウスですが、これは安全保障を強く必要とするセキュリティの部屋でもあります。
当然ですよね。『ハリー・ポッター』に出てくるグリンゴッツ銀行の金庫はロンドンの地下数百キロにあるとされておりますが、そのような厳重な金庫に守られて初めて、安心できるわけです。
ただし、厳重なはずのリアル貸金庫ですら破られるような昨今。
日本初のネット銀行が設立されたのは2000年の「プレ風の時代」の双子座グレート・コンジャンクションの時期でした。
それから25年の時を経て、銀行や証券口座がリアルからオンラインへの移行がかなり進んだいま、ますます財産がオンライン上で管理されるようになったことで、なお一層の対策や補償が求められるでしょう。