出生図の太陽に父親をどうみるか | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

 

大谷翔平選手の第一子が誕生したというニュースが流れていましたが、さすがスーパースターの子どもは、こういう太陽を持って生まれてくるのか……と思わされました。

 

ぎりぎりで太陽が牡羊座の最終盤にあり、火星-冥王星と共に強烈なTスクエアを形成しています。不可能を可能にする父親ですね。

 

チャートから「父親の姿」を読むとき、最初の手がかりとなるのが太陽です。太陽の星座・ハウス・アスペクトは、子どもにとっての父の姿、特に幼少期に感じた父の印象を表すでしょう。


そしてそれは、やがて子ども自身が人生を切り開くうえでの「社会的なモデル」として活用されることになります。

 

父親がどのように子を支え、導いたかという点を見るには、4ハウスや土星、その他の要素も検証する必要がありますが「父親がどんな人物だったのか」という“人格モデル”としての側面は、やはり太陽に色濃く現れるでしょう。

 

 

太陽のハウスやアスペクトは、父の社会的地位や影響力を反映することもあり、
それは成長した子どもがやがてどのように社会と関わり、挑戦していくのかを知るヒントにもなります。

 

興味深いのは、ここで語られる「父」とは、実際の父親そのものではなく“その子どもから見た父親の印象”である、という点です。

 

そのため、同じ父親から生まれた兄弟姉妹でも、太陽の星座やハウス、アスペクトがまったく違えば「父に対する印象」や「そこから受け取る社会的なモデル」も大きく異なってくるでしょう。

 

実際に兄弟姉妹のチャートの太陽の配置を見比べてみて、それぞれが父をどう感じていたのかを話してみると、きっと面白い発見があると思います。

 

あなたのチャートにある太陽が、どんな形で“父の姿”を表現しているのか――
ぜひ、一度じっくりと見てみてくださいね。