全惑星の順行と、魚座の季節を過ごすこと | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2月24日から3月1日までの6日間、すべての惑星が順行となります。

 

現在の星のめぐりでは、下半期になると木星以遠の星たちが逆行するため、全惑星の順行は上半期で、水星、金星、火星が逆行していないわずかな期間のみとなります。

 

今年はここと、4月4日から始まる約3週間の2回だけ。今回の順行の動きは、4月の時期の準備のような気がします。

 

2月末は、全惑星順行、惑星パレード、魚座の新月と、短い期間にぎゅぎゅっと天体イベントがそろうのですが、いずれも魚座ステリウム。

 

昨年11月に冥王星が水瓶座に入り、本格的な天王星の洗礼が始まったことで、社会課題に対して厳しく改革する流れがやってきました。

 

日本は諸外国ほどの激しさはなく、ゆっくりと進行していくほうだと感じます。しかし国際社会はそのような流れに合わせてくれるはずもなく、世界的な物価高や円安進行で、私たちを取り巻く状況は厳しくなるばかりです。

 

魚座は、解決しなければならない課題や福祉の必要性などを象徴する星座で、社会の犠牲になっている人々の感情があふれてくるときでもあるでしょう。

 

それはまた、私たち個人の中の、これまで見ないようにしてきた、あるいは「自分の中に押し込めている」感情があふれてくるときでもあるかもしれません。

 

 

苦しい、しんどい、大変だ。

 

生きるために犠牲にしている部分。自分の時間や愛や力を、誰かに、何かに捧げている部分。

 

次の朝ドラは、やなせたかし先生の「あんぱん」出そうですが、魚座というのはアンパンマンが「はい、どうぞ」と差し出している、自分の顔から分けたあんぱんみたいだなと感じます。

 

誰かのために、全体のために差し出す愛。自分の大切な一部を捧げることで、みんながうまくいくのであれば良いという、慈しみの愛。

 

その愛の力を活かしていくためにも、まずは自分自身の傷つき、耐え、苦しんでいる部分に目を向けることが、次のステージへ進むための大事なカギとなるでしょう。

 

私たちの人生を動かすパワーは、感情(Emotion=動きのエネルギー)からやってきます。

 

苦しい状況に耐えるばかりでなく、その痛みに寄り添うことから、次の段階が始まるのかもしれません。