水瓶座の冥王星と、自身の嗅覚を使うこと | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

ちょうど冥王星が水瓶座に入ろうとしていた直前、太陽と天王星が180度の角度を作っているときの兵庫県知事選は、これからの時代の、ひとつの象徴だと感じます。

 

世代天体や集合天体が動いたときに生じた社会的な出来事は、ある意味、私たち全体にとって、何かを象徴するような出来事です。

 

今回の兵庫県知事選は、これまでマスコミが暴いてきたようでいながら隠されていた、さらに裏の事実を、多数のネットメディアが明らかにしたことで、大手メディアよりも、そちらの報道を支持する人が増えたということでもあります。

 

現在もさらに裏の事実の掘り起こしは進行しておりますが、これこそ、水瓶座冥王星を感じさせるもの。

 

水瓶座は、マスコミや報道の自由と関係しますが、冥王星が古い形を壊して、新しいものに生まれ変わらせます。また冥王星が含む、パワーや隠された権力や秘密といったものを、水瓶座の光がすべてを明らかにしようとするでしょう。

 

 

多くの人々が、スポンサーや権力を持つ人々のバイアスにかかった情報ではなく、真に公平な「事実のみを知りたい」と思うようになっているともいえます。

 

それは、ある方向に動機づけられるように作られたものではなく、事実として「何が起きているのか」のみを詳細に知って、そこから個々が自分で意見や見解を見つけていくようなときともいえます。

 

もちろん、個人メディアにも何かしらのバイアスや好みが表現されますが、人々はそれを極力排除して、客観的な事実を見ることを求めるようになっているし、以前よりも敏感に、その意図やフィルターに気づきやすくなっているでしょう。

 

社会的に行使できる大きな力を持つ人は、それをどのように使うのか、非常に強く問われる時代に突入しました。

 

冥王星の強大なパワーは木星と共に使って然るべき、なのですが、それは「正々堂々と」「法を遵守して」「人々と世界のために」ということです。

 

これからの私たちは、そのように行使されていない、さまざまな体制やシステムを糾弾し、同時に作り替えていく時代に入ったともいえます。

 

フランス革命では、民衆がみずからの王をギロチンにかけましたが、現在では、個々が発信される情報から、自身の嗅覚を使うことで、正義の是非を問うときなのだと感じます。