先日、電撃結婚された俳優の岡田将生さんと女優の高畑充希さんのホロスコープを二重円で出してみました。
内円が岡田将生さん、外円が高畑充希さんです。美男美女の獅子座×射手座のファイヤーカップルですね。「電撃婚」というのも火の煌めく速さを思わせます。
結婚のタイミングにはトランジットの土星が関与してきます。契約、責任、長期的な絆と、それに伴う忍耐といったものに土星は欠かせません。
社会性の発展として木星も関与しますが、土星がないと、何かあったときの絆が脆いんですよね。土星が絡んでいるからこそ、苦しいときでも頑張ることができるのです。
結婚の発表は19日でしたが、魚座の土星が順行に戻った直後です。岡田さんは太陽が獅子座ですが、水星・金星・火星が乙女座にあり、その向かいに土星がきたタイミング。今年は公私共に大きなステップアップの転機だったことが伺えるのですが、俳優として実力を積むにも、結婚にもぴったりといえます。
高畑さんの乙女座木星が、岡田さんの乙女座マジョリティと重なるため、これは彼女から非常に後押しされる配置でもありますね。
高畑さんは乙女座の木星と、射手座の水星・火星・太陽、そして魚座の月と柔軟星座が揃い踏みで、土星が魚座に位置する今年は、まさに人生の一大転機の年でもありました。
カップルは長い時間、共に過ごしているうちに、お互いの太陽と月の影響を受け合うようになります。主に女性側の太陽が男性に影響し、男性側の月が女性に影響するようになりますね。それによって、自身の新たな側面が目覚めることにつながるでしょう。
射手座の女性と結婚すると男性が出世するケースが多いのは、射手座と木星が男性の社会性にプラスの影響を与えるためですね。イチロー選手の弓子夫人や、大谷翔平選手の真美子夫人は射手座ですが、海外で活躍する大リーガーにはぴったりの奥さまです。
ということは、射手座の高畑さんの影響で、将来的に岡田さんの活躍の幅が国際的にも広がっていくかもしれません。
岡田さんの月は山羊座となっていますが、これは時刻不明で0時の時点での配置であり、私はなんとなく、彼の月は水瓶座ではないかと思うのですが、どうでしょうか。午前8時以降の生まれであれば、月は水瓶座となります。岡田さんの中性的かつ天才性を感じさせる透明な表現力は、月の水瓶座かな?と感じます。
ちなみに、おふたりとも水星と火星が会合していますが、これは繊細な表現力や感受性を表すアスペクトで、非常に役者向きといえるのではないでしょうか。かなり細かいところまでこだわりを持つ、演技オタクとなりそうな配置です。火星はタレントには欠かせません。特殊技能ですね。
またこれは早熟で、自信をもって自己表現することを助ける側面があり、さらに柔軟星座であるため、さまざまな役柄に対応できる強みも感じられます。
私はカップルのチャートを読むときは「ふたりのあいだで、どれだけアスペクトが形成されるか」を重視します。
星座同士の相性よりも何より、アスペクトが多いほど、縁が深まるのですね。アスペクトが少ないと接点が減って、簡単に解けやすい関係となります。ソフトよりもハードが強い引力を持って惹き合います。
反発する角度(90度)や、正反対の角度(180度)は本能的に運命のように惹かれ合うため、相性としてはプラスです。
時に対立や摩擦しながらも、お互いを成熟させることを高め合う関係になることが多いでしょう。「相性が悪い」とはいえません。私たちは自分にないものにこそ惹かれ、自身を磨くのです。
特に俳優のおふたりは若い頃から第一線でご活躍されているうえ、火の星座ですから、学びと刺激が多いほど、それは成長の糧となっていくのではと思われます。
たくさんの0度、90度、180度がありますが、これは相性にとってはプラスですね。
どこかの記事で読んだのですが、岡田さんは結婚相手に対して「見た目よりも清潔感、一緒にいる居心地の良さと、感性の相性を重視している」とのことでした。さらに家事が大好きで、忙しくても家事をすることでストレス発散しているので、一緒に家事をすることも条件とのことでした。このあたりは、乙女座マジョリティの心意気を感じますね。
高畑さんは水星と木星がミューチュアル・レセプションで、かつ魚座の月、蠍座の金星を持っていますから、そのあたりの相性はばっちり合いそうな気がします。人見知りだそうで。
岡田さんは蟹座の木星らしく「自分の家族と仲良くなってくれることも大事」とのことですが、そのあたりも魚座&蠍座がマッチするでしょう。多産星座のマッチングもあるので、意外と早く妊娠するかもしれないですね。