射手座の太陽と、ブラック・フライデー | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

ブラック・フライデーという、11月末のバーゲンセールがすっかり定着してきたように思います。

 

アメリカの感謝祭の翌金曜日から行われるスーパーセールとして、Amazonあたりから輸入されたバーゲン・ウィークですが、もはや元の意味合いなど無関係に、師走直前の大売り出しとしての様相を呈していますね。

 

ちょうど明日(22日)未明から太陽が射手座に入るため、大売り出しにはぴったりのタイミングといえます。

 

というのも、射手座の太陽は、支配星である木星の力を活用して物事を発展させていきますね。その木星は現在、商売を活性化させる双子座に位置し、さらに逆行中。そのため、商魂と競争がより過熱しやすい状態といえるでしょう。

 

双子座木星の逆行は「拡大しにくい」ではなく、むしろ「オーバーフロー」の状態をもたらしやすいことは、以前にも触れたかと思います。

 

これがもたらすものは、観光地の大渋滞や、その近辺のホテルや飲食店の値上げ、さらには混雑しすぎて思うように買えない、席やチケットがとれない、身動きとれない……といった状況です。

 

その一方で、競争を過熱化もさせるので、一部の店舗や施設や行楽地は閑散として、閑古鳥が鳴くような極端な落差を生み出すのもまた、逆行している双子座の特徴です。

 

 

木星がますます活性化される期間のブラック・フライデーということで、一部の商品や店舗には人が殺到して、一方では思ったほど人が来ないし、売れない、という状況を生み出しやすくなるでしょう。

 

さらに、冥王星が水瓶座に入ったことで、人々はより戦略的かつ効率的に「最大のお得」を求めて買い物をする傾向にあります。

 

これに応じて、売り手側も最も購買意欲を刺激する戦略を立てて、的確に告知を行う必要があるでしょう。

 

これはブラック・フライデーのみならず、これから先の買い手・売り手双方の基本方針ですね。

 

水瓶座の影響下では、人々は「ズル」や「フェイク」をこれまで以上に鋭く見抜くようになるため、正々堂々と誠実に勝負しなくてはなりません。

 

賢く効率的かつクールに、かなり忙しくなることが予想されるこの1カ月を生き抜くカギが、そのような戦略と誠実さにありそうです。