満月が過ぎて、今日は太陽と天王星がタイトなオポジション(180度)の日でした。天王星の勢いがとても増しております。
このトランジットの影響は数日続きますが、すでに冥王星の水瓶座入宮が秒読み段階ですから(20日)、内外で変化があるかもしれないですね。
太陽と天王星のアスペクトは、どの角度でも「自分自身を解放すること」をうながします。それは自由に生きることを縛り付けている制度や構造からの脱却であり、個人の魂を解放しようとするでしょう。
これがコンジャンクション(0度)であれば、自発的に「変えてやる!」と内側から殻を破るような気持ちになりますが、オポジションの場合は、卵の殻が外側から物理的に叩かれることによって割られることが、起こるかもしれません。
それは無意識の内に引き寄せることもあれば、意識的に「誰かどうにかしてくれないかな~」「何か起きないかな~」と願って起こす場合も、あるかもしれません。
今日の天王星現象といえば、斎藤元彦前知事の、兵庫県知事・再当選ではないでしょうか。
秒で当確が出ましたね。強いです。昨日の満月前のお誕生日ですから、今年の斎藤元彦氏の太陽回帰図では、トラサタ天体がドライブしているはずです。
9月の不信任決議から2か月での再選。転んだらタダでは起きない蠍座……むしろ、追いつめられるほどに強くなるのが蠍座ですね。土星はレグルス(獅子の心臓)の配置にあり、これは王者の星。強いですね。
トランジット天体の後押しもあって、当選しましたが「天王星の時期ならでは」という気がします。
出生図の天王星も強力なので、こういう時期とは相性が良いのですね。同調圧力にメスを入れる蠍座にあり、月と60度、火星とスクエア。
特に天王星と火星のスクエアは、自己主張が強く、争いを呼び起こしやすい質があります。本人が好戦的なケースと、無自覚に他者を刺激するケースとがあるのですが、両方ある気がしますね。既得権益を打ち壊すには最適な人物といえるかもしれません。
SNS戦略で若者層の掘り起こしに成功したのも、天王星的ですね。太陽-天王星のオポジションの「誰か、どうにかしてくれないか」「自分の代わりに、暴れてほしい」という思いが投影されていると思います。投票率が50%超えでした。
天王星的な当選ですから、当然、県政の混乱は必須でしょう。不信感の高い県職員との関係がどうなっていくのか…冥王星の水瓶座入りと共に行方を見守りたいですね。
天王星の洗礼は時に苛烈です。
11月20日(水)の朝8:00にインスタライブします。ちょうど朝に冥王星が水瓶座に入るので、そのあたりにも天王星の話をしたいと思います。よかったら聴きに来てください~。