三つの異なるたましいの進化 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

来週からシュタイナーの提唱した「12感覚と12星座」という4回講座を開催するので、その資料を作っているのですが、とても面白いと思います。

 

過去に何度もこの講座を行ってきましたが、今回はしっかりと理論もお伝えしようと思い、資料には霊的な発展や魂の成長段階についても記しております。

シュタイナーは、私たちの魂には3つの成長段階があると言っているんですね。  
 

0~7歳は「感受魂(かんじゅこん)」と呼ばれる魂の発達が促される時です。この段階では、身体が外からの刺激を知覚して、快・不快といった反応をする時期。惑星でいうところの月という肉体の反応が構築されていくときですね。

 

7~14歳は「悟性魂(ごせいこん)」を発展させる段階で、さまざまな知的刺激によって、考え、予測し、判断する能力が育まれていきます。この時期に、より抽象的な概念を扱う能力が発達する、水星期ですね。

 

言われたこと、指示されたことを理解して従う力も強まっていき、みんなと同じであることに安心感を覚える時期でもあります。「正しいかどうか」は、この悟性魂と、水星にとって、非常に重要なテーマです。



14~21歳になると「意識魂」の発達段階が始まります。この時期は、自分がどうしたいのか、どんな理想や希望や欲望を持っているのかという、内面の発露が起きるタイミング。

 

気に入らないことがあれば、教師や大人に反抗することもあり、自分がどう感じているのか、どうしたいのかを表現し始める時期です。

 

意識魂は、35歳を過ぎた頃から成熟して、上手にコントロールして表現できるようになっていきます。それまでの間は、衝動に駆られて行動してしまう部分が多く、人間関係で失敗も繰り返します。

 

21歳は、自我がしっかりと定着する時期で、その頃から自身をコントロールする能力が強くなって、動物的な本能が安定していくことになるでしょう。

35歳というのは「火星期」に当たりますが、この時期には自分の能力を現実の中で開花させることができるようになってきます。

 

講座の中では、このような魂の成長の物語を紐解きつつ、各星座と感覚の関係もみていきたいと思います。