桜の季節と、変わりゆく街並み | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

先週末は桜の盛りでしたね。混んでる時間を避けて、早朝から家の近所を散歩してまわっておりました。

 

 

コロナの自粛期間は運動不足解消も兼ねて、毎朝のように散歩していたことを思い出しました。

 

 

あのときは屋台も自粛して、ゆったりとお花見できたものですが、今年はドッと人出が増えて、特に外国人観光客の多さが際立ちます。

 

大阪にいても感じますが、たまに京都へ行くとあまりの人の多さに「なんか、大丈夫だろうか」と不安を感じるほどです。
 

「この不安はなんだろう」とひも解くと、かつて美しく情緒のあった場所のそこかしこに人があふれて、どんどん観光地化されていくことへの残念感といえるかもしれません。

 

関東に住んでいた頃は、京都へいくと錦市場が地元の方々の台所という雰囲気で立ち寄りたい楽しみな場所でしたが、昨今はギラギラとした英語の看板が立ち並ぶ外国人向けの激混み買い食いエリアと化してしまい、残念に感じます。

 

大阪の黒門市場もそうですし、道頓堀や千日前あたりも、すっかりツーリストエリアと化していますよね。

 

オーバーツーリズムは世界的な流行ですから、こないだホイアンへ行ったときも、初めて訪れたときに感じた、オールドベトナムのノスタルジックな雰囲気がもうないな……と感じたものでした。

 

人が大勢やってくると、商人が張り切るのは当然で、私も商売人の娘なので、その気持ちはとてもよくわかります。機会があればそちら側で参戦したい気さえも満々です。

 

しかし一方で消費者側の気持ちになると途端に「いつまでも変わらないで、昔のよき雰囲気を残していてほしい」「これ以上、奇抜な感じに発展しないでほしい」とわがままな思いが芽生えてくるのでした。

 

情緒を残しつつ、システムを近代的に変えていく……という絶妙な「水瓶座のバランス」が、必須なんでしょうね。

 

 

また詳しく書こうと思いますが、今月21日は木星と天王星の会合が起こります。

 

これは13~14年に1度のイベントで、これまでの常識や基盤を一足飛びに超えさせていくことを個人と社会とにうながす配置といえるでしょう。

 

ブレイクスルーの機運にのってどこへ向かうのか……ひとりひとりが考える大事なタイミングとなりそうです。