4月1日を迎えて、今年も新年度が始まりました。
私にとって季節のめぐりは、星の移り変わりと共にあり、いつも星を読んでいる間にどんどん過ぎてしまうのですが、今年は息子が新社会人として働き始めるので、すこし特別な雰囲気を感じています。
2024年の新年度は社会の中で、いくつかの変化がありますね。
働き方改革の一環として、ドライバー、建設業、医師の時間外労働の規制がかかります。
この影響で人手不足の顕著さがいっそう表れて、各業界での遅延や賃上げにつながることが予想されます。これまでのサービス水準を維持することが難しくもなりそうですね。
高齢者の保険料と森林環境税導入による住民税の引き上げ、2,800品目以上の食品と電気代の値上げもあり、企業賃金や年金額も増える予定ですが、物価上昇分に見合うかどうか……といったところです。
ちょうど4月2日から、今年1回目の水星の逆行が始まりますが、社会的変化のもたらす小さな混乱が各地で散見されるかもしれません。
ひとたび便利さを体験してしまうと、そうでなかったときを思い出せなくなる不便さが、私たちの中にはありますよね。
「むずかしい局面と向き合って、生活が変わっていく」というのが、春分図の月と冥王星の180度に描かれていましたが、それを体感する新年度になりそうな予感です。
水星の逆行は商売、流通、移動、コミュニケーション、サービスといった、日常のあらゆるところで不具合やトラブルを引き起こす可能性がありますが、それは「改善されるため」「よりよく機能させるため」に起こるものです。
なのでここから数週間のあいだに「ああっ、もう」と言いたくなるような、出来事が生じたときは、深呼吸をして、何がひっかかっていて、どうしたらもっとスムーズにいかせることができるのか、時間をかけて考えてみるとよいでしょう。
牡羊座を支配する火星が、土星と共に魚座にあるので、混乱したり、投げ出したくなったりするかもしれません。
しかし忍耐強く、丁寧に、改善を重ねていくと、新しい道をひらくことができるときでもありますね。
焦燥感とスピードを求める牡羊座に引っ張られないように、時間と心の余裕をもっておきたいときだと感じます。
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