密接な関係性と投資は同じ8ハウスのテーマ | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

「結婚や恋愛の相性をどのように読むのか、実践的な内容で講座をしてほしい」とリクエストをいただいて、内容を考えておりました。

 

基本の「恋愛運をどう読むか」という講座のときは、太陽と月から基本的な個性を読んで、金星で愛情表現や好みを読んで、火星でアプローチをかける方法をみて……と順番にやっていきます。

 

でも実際にセッションなどで、どう読んでいるかというと、トータルにチャートをみて判断しているので、どうにも言語化しにくいんですね。

 

リクエストもらって改めて考えてみると、いろんなことに気付かされました。

 

たとえば、たまに「私と旦那の相性が最悪なんです」と、セッションで訴える方がいらっしゃいますが、それを聞くと私は「それはなかなか良い相性だぞ」と感じるのですね。

 

何をもって相性が良い、あるいは悪いというのかは諸説ありそうですが、私の考える悪い相性とは(実際には悪いとは思っておりませんが)、一緒にいても化学反応が起こらず、会話が没交渉となり、お互いが満足していないにも関わらず変化を起こせず、長年塩漬けになっている関係でしょうか。

 

密接なパートナーシップとビジネスと投資は同じ8ハウスのテーマ。そこには「投じたエネルギーだけ見返りが欲しい」という願望が含まれているので、関係性は投資にたとえるとわかりやすいものがあります。

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私も持ってます、塩漬け株。この企業には将来性があるも見込んで買ったときが最高値。そこから 1~2年であれよ­あれよと半値以下まで下がってしまい、早々に損切りすればよかったものの「持ってたら上がるかも」と思ってしまったゆえに売るタイミングを逃し、価格は購入時の2-3割程度まで下落したまま、長く所有し続けている塩漬け株……。

 

「仕方ない。その内プラスの株を売るときの節税対策として持っておこう」と、気休めにもならない理由をつけて、普段は存在を忘れているもの。

 

しいていうなら、そのような関係性があまり良くないといえるでしょう。

 

8ハウスのテーマは必ず変容と葛藤を含みます。ときにイライラして、ぶつかり合いながら、新たな価値を生み出していくことになるので「喧嘩ばっかりで最悪!」というのは、実にフラスコの中身がグツグツして良い感じではあるんですよ。

 

ただし、変容のためには葛藤が必要であることを理解しているなら…ですが。ただのフラストレーションのぶつけ合い、リアクションの繰り返しの場合、それに疲れて、もうぶつかり合いたくない→相手にするのをやめよう→あきらめからの塩漬けルートになってしまうかもしれません。

 

葛藤のないビジネスはなく、争いなくしてパートナーシップは磨かれず。

 

熱く打たれることで強い鋼となるように、上手に葛藤を活かしていくことがパートナーシップのテーマですね。