「時間を賢く使う」というのは土星のテーマですね。土星クロノスは農耕の神なので、時間の経過と共にやるべきことを淡々とやるようにうながします。
死神のイメージを思い浮かべると大きな鎌を持った姿を連想するかもしれませんが、クロノスもまた農耕神であり、大鎌を持っています。
死神を前に誰もが命乞いをしても無駄で、どんな思い残しがあっても、善人でも悪人でも「寿命がきたら、終わり」という容赦のないものが時間であり、土星が司るもの。
土星のレッスンは私たちに時間は有限であり、実りを得るためのタネをまくのはいつでも良いわけではないことを教えます。人生においてあらゆる物事を実現させるには、早すぎても遅すぎてもうまくいかないということですね。
逆にいうなら時間の使い方をマスターすれば、ハウス栽培のように、いくらでもタネをまき、実りの欲しい時期に得ることもできるようになります。自然の流れに対して人間の知恵で働きかけて、自然のままでは起きないことを生じさせるのが、水星の力です。
ハウス栽培の恩恵で一年中、スーパーの店頭から野菜や果物が絶えないように、水星を使いこなすことで、私たちは社会を発展させてきました。
人生の中でやりたいことをどんどん実現には、水星と土星を賢く使う必要があるということですね。いつ、それをするのが良いのか、ベストなタイミングを計って、正しい手順で育て、実りを得るのです。
土星の観点から「時間を有効に使う」ということを意識してみてくださいね。
アストロダイアリーは 1日を30分単位で管理するバーチカル手帳ですが、土星と水星を賢く使うのに、ぴったりです。手帳の使い方もお気軽に聴いてくださいね。