木星の逆行と、豊かな社会への理想 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

インスタに木星の逆行について書こうと思ってまとめていたのですが、今回は9月4日~12月31日と、まあまあ長めの4カ月弱に渡る逆行です。

 

木星や土星といった世代天体が逆行する場合は、個人的な事柄のみならず、社会的な現象として何かしらの影響があるといえるでしょう。

 

木星は社会がもたらしてくれる恩恵や法だとすると、逆行はその影響が個人にとってネガティブな方向へと、一時的に傾く可能性があります。そこで、そこからどうしたらもっと良くなるのか…ということを考えることで、自身の今後の方向性や大事な意味づけを見出すことができるかもしれません。

 

逆行が、私たちの経験の幅を広げてくれるということですね。

 

現在、木星は牡牛座に位置しているので、これは社会が豊かさや安全性を与えてくれることと関係しています。実際に木星が牡牛座に入った5月は、コロナが五類となって、どこへ行くのも安全で、人とのふれあいを楽しみましょうという社会に切り替わったタイミングです。

 

これが逆行すると、豊かさが充分でなく、安心できないような体験がやってくる…といえますが、この期間に社会や法やお金と関係するとしたら、インボイス制度の導入などがあげられるのかなと思いました。

 

 

交通インフラの値上げなども手痛いものですが、インボイス制度に移行すると、諸々の手続きの煩雑さが、手数料として商品代金に上乗せされるのではないかといわれておりますね。また、これまで免税業者だったフリーランスの人などは、厳しい境地に立たされる可能性があるでしょう。

 

まさに社会からの恩恵が充分でない、安全に働ける環境ではないという感覚を得ることにもなりそうです。

 

しかし法案をくつがえすことは簡単ではありません。法というのが木星の領域ですね。
 

では、どんな社会が豊かだといえるのだろうか。自分にとっての安全は何だろうか。

 

そこに意識を向けて、意味を見出し、そのために行動することが大事なときだと感じます。

 

木星は私たちの社会性に意味と方向性を見出すことを助けてくれるわけですね。

 

改めて、自分にとっての豊かに生きること、社会を豊かにすることを考えたい四ヶ月ではないかと感じるのでした。