龍頭図と個人の成熟 | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

ドラコニックのチャートとは、出生図のドラゴンヘッドの位置を起点として、星座を再配置して作り出すチャートです。

 

ドラゴンヘッドが蟹座の10度でも、天秤座の20度でも、射手座の5度でも、そこを牡羊座の0度と定めて、周囲の星座盤をぐるりとまわすと、惑星とハウスは変わらず、星座だけが変わります。

 

出生図とどれくらいズレるのかは、その人のドラゴンヘッドの位置によって決まるので、牡羊座0度にドラゴンヘッドがある人は、出生図とまったく同一になるということですね。

 

ドラコニックのチャートはこちらで作ることができます。

 

 

このチャートを作ると、ある惑星が思いがけない星座に入っているということが起きます。

 

出生図でも各惑星がそれぞれの星座に位置しているとき、それはその人が本来持っている力とつながるために必要な体験や表現が描かれますよね。惑星にも星座にもポジティブな面とネガティブな面とがありますが、成長のためにその両方を経験することにもなるでしょう。

 

たくさんの星座と惑星を経験する……これは私たちに­とって、とても大事なポイントです。

 

ドラコニックのチャートを活かす方法があるとしたら、まさにそこだと思います。自分のたましいの表現の幅と可能性を広げてくれるわけですね。それぞれの惑星にさらなる広がりと奥行きをもたらしてくれるでしょう。


私たちはどの星座に生まれたとしても、結局のところ、すべての惑星と星座の体験していく必要があります。

 

これはいつも講座で話しているんですけど、すべての資質を活性化することで、どんなときでも自分の人生を生き抜いていく力となるわけですね。

 

その時々のトランジットがさまざまな星座やハウスを私たちに体験させるでしょう。すべての資質が使われるように、社会が変化をもたらしているといえるかもしれないですね。

 

 

「変わりたくない、変わるのが怖い」というのは月が持つ欲求です。月は安全で守られた環境に留まっていたいと思うでしょう。

 

でもずっとお母さんのお腹の中にいたいのか?ずっと抱っこされて行動を制限されていたいのか?といったら、答えはノーなわけで、私たちは自分の好奇心と行動力をもって、世界を体験したいし、知りたいですよね。

 

そこで見知らぬ人と出会って、自分を感じて、新しい体験を通して、自分自身を見出していく。そしてそれを世界で証明する。

 

人生のなかで、私たちは全部の惑星の経験をしていきます。そして、それらをすべて含んだ自分になるための土台が太陽です。

 

ドラコニックのチャートを出生図と二重にしてみると、空っぽのハウスにも星が入るでしょう。自身を成長させるための活動の領域もさらに広がります。

 

出生図にプラスして、ぜひ龍頭図も読んでみて下さいね。

 

7月には横浜で龍頭図をじっくりと読む講座も開催します。そこではこの水瓶座の冥王星時代に、私たちがもっと個性を発揮していくことの話などもしようと思いますので、よかったら遊びにいらしてくださいね~!!