【星模様】火星の蟹座入宮★愛をもって育む二ヶ月 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

3月25日~5月21日のあいだ、火星が蟹座に滞在しますかに座

 

昨年の8月末から七ヶ月ほど、火星は双子座に滞在していました。そのため、ここまでの七ヶ月のあいだに何か新しい活動を始めたという人も少なくないと思います。

 

そこで形になったもの、ならなかったもの、手応えを感じたもの、方向性が変わったものなど、いろいろあると思いますが、火星が蟹座へ移動すると、ここから二ヶ月は育む時期となります。

 

火星というエネルギーの向けどころが、蟹座という内向きの生産性と組み合わさると、自分にとって心地のよいペースで毎日すこしずつ育むことができるようになります。

 

それはあなたが好きで、大事にしたいものが良いでしょう。自分のペースでゆったりとした気持ちでやれて、他者に干渉され過ぎないものがベターです。

 

学びでも、技術でも、制作物でも、植物や動物でも、関係性でも、空間でも、なんでも構いません。大好きなものに気持ちを傾けて、じっくりと育てるのです。

 

現在、土星が同じ水のエレメントである魚座に位置しているため、なおのこと、コツコツと育むことで、しっかりとした手応えをもってモノになりやすいでしょう。

 

この二ヶ月のあいだは、周囲の目を気にせずに、内側に気持ちを向けて、何かを毎日がんばってみるのに良い期間となるはずです。

 

 

また、別の視点からすると、この二ヶ月は自分の心の声を聴くのにとても良いタイミングとなるでしょう。

 

いつもより繊細で傷つきやすく、周囲の揺れ動きに敏感に反応しやすいときです。その分、心の揺れ動きを感じることができるでしょう。

 

忙しいとつい自分の気持ちをしっかりと感じることが後回しになってしまいやすいものですが、水のエレメントの繊細な感じる能力は、ヒーリングをもたらします。

 

「もう終わったことだから」「いまさら仕方ない」と、思考はそこから早く離れようとするでしょう。

 

しかし内側に「感じ残しているもの」があると、それを思い出させるために、類似した状況が再び作り出されることになります。

 

何度もくり返される人間関係の痛みや絶望があるなら、それは内側に残されたものをしっかりと認知して、感じることで、そのパターンを少しずつ変容させることができるでしょう。

 

火星が蟹座に滞在する時期は、過去に退行して、傷ついた自分を解放するのに、とても良い時機です。

 

そうやって健全で安全な心のスペースを育むのにも、ぴったりな二ヶ月であることを覚えておいてください。

 

2023年の春分のテーマは「終わりとはじまり」で、しっかりと終わらせることが、新しい始まりを招き寄せるのでした。

 

「心残り」を、しっかりと終わらせることが、新しい活動への土台となるでしょう。