天王星が私たちを進化に向かわせる | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

天王星ウラヌスは土星クロノスの父であり、前時代の世界を支配していた神さまです。

 

クロノスは農耕神で、地上に土地と時間の概念を定着させて、人々を定住にうながし、作物が実るまでのあいだ、何があってもジッと耐え忍ぶような生き方をもたらしました。たとえ思うように実らなかったとしても、そこに留まり続ける力も土星のものですね。

 

ウラヌスが農耕以前の神さまだとすると、それは時間にも場所にも縛られず、その瞬間毎の直観とひらめきで自然というフィールドを賢く生きる、狩猟採集生活をしていた頃の人間の象徴でもありますね。後も先もなく、いまこの瞬間だけを、自然と調和しながら生きる。

 

トランスサタニアンの三天体はいずれも、月と土星によって作られるパターンを解放する働きがありますが、それは私たちのエゴにとってはやさしくありません。時にショッキングに、時に生々しい形で、自然の激しさや厳しさを突き付けてくるでしょう。

 

天王星がもたらす自由と進化は、月と土星が創り出した構造的なパターンからの解放であり、進化でもありますね。私たちは本能的にそれを求めると同時に、変化することを恐れもします。

 

冥王星がじわじわと水瓶座に近づくにつれて、この天王星の働きも一層のこと、強化されるでしょう。

 

天王星は84年周期で太陽の周囲を公転し、ひとつの星座に7年間留まります。これは土星が3つの星座を進む期間に相当し「7年」というのは、個人も社会もひとつの進化がうながされる期間といえます。

 

7年経過すると、人も社会も、かなり新しい要素に入れ替わるというわけですね。

 

 

誰もが21・42・63歳のときは出生の天王星に対して、運行している天王星が90-180-90の角度を作る時期で、人生の中で秘められてきたものが開かれ、展開していきます。

 

他の惑星たちに対しても、運行している天王星は角度を作るたびに目覚めをうながしますが、特に出生の太陽に対して90-180-90度の角度を作ると、何かしらのイベントが発生して、人生を変えざるを得ないことも多々ありますね。それはエゴにとっては「やさしくない」イベントであることもあるでしょう。

 

水瓶座を支配する天王星は、獅子座の向かいが定位置であり、それは太陽を呼び覚まします。

 

ゆえに本来の太陽を抑えるような生き方をしていると、天王星が角度を作ったときに、強く激しくノックして、自分の人生に目覚めるように、うながしてくるのでしょう。

 

冥王星が水瓶座に入ると、そこに強大な力が集まるため、誰もがノックされるのかもしれません。最も変えることのむずかしい、月-土星を変化させるチャレンジが始まるでしょう。

 

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そんなことをつらつらと考えていたらFacebook LIVEが決まりました★

 

 

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1月31日(火)21:00から、ぜひ、いらしてください~!!