【火星】6ハウスの火星 | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

6ハウスという日々の労働や管理を司る部屋に火星を持っていると、とても勤勉な働き者となります。

 

勉強すること、技術を身につけること、より繊細なこだわりを持って作業を仕上げることに情熱を注いで、タフに働くことができるでしょう。

 

完璧主義の傾向があり、隅々まできっちり。自分で予定を細やかに管理して、堅実に守っていきたいので、怠惰な人や約束が守れない人と一緒に仕事をするとイライラするかもしれません。

 

火星は自身の意志を発揮しようとするので、自分である程度の主体性を持てる状況のときは良いのですが、誰かの配下に置かれると、たびたび反発してぶつかることが起こるでしょう。自分のペースとやり方を貫きたいので、そこが混沌としたり、役割が明確でなかったりすると、心地悪いのです。

 

そのためさまざまな状況において、周囲の人たちとの関係が難しくなることが起こるかもしれません。若い頃は学校や部活や塾における教師や先輩、一緒に勉強する仲間たち。成人したのちは勤務先や習い事などの上下関係に注意が必要です。

 

何事にもしっかりと取り組んで結果を出したいので、隙が甘い人を見ると批判したくなったり、厳しく管理したくなったり、言うことを聞かなかったりします。

 

そのことで不和や対立が生じることがあるでしょう。しかしそれは仕事や作業そのものを遅延させたり、止めたりするので、あまり得策ではありません。

 

相手に巻き込まれたり、批判したりしすぎずに、自分のペースで勤勉に集中することにエネルギーを向けるのが良いでしょう。

 

 

本当にとても優秀で、心から尊敬できる教師や上司、仲間に恵まれると、彼らのために素晴らしい手腕を発揮して、次々と計画を実行に移し、多くの実りを生み出していきます。

 

最も働きやすい環境は、独立することにあるでしょう。自営あるいは個人事業主として、誰にも縛られずに、自身でスケジュールを管理しながら働くことで、意欲を存分に作業に向けることができるでしょう。

 

火星は技術を象徴するので何かしらのテクニックや専門性を要する分野であれば、より活躍が期待できます。


またこの配置の火星は怒りやフラストレーションを上手に扱うことが非常に重要。日常的に自分の感情をしっかりと認知して表現することが必要です。

 

怒りに気づいていないと投影されて、身近な誰かに怒られたり、怒ったりしなければならないシチュエーションが起きるかもしれません。あるいは怒りを抑圧していて、そのことに気づかずにいると、体調不良や不注意に­よるトラブルを招くことになるでしょう。

 

体力には恵まれますが、メンタルの管理にもしっかりと意識を向けていくと良さそうです。