【火星】蟹座の火星 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

繊細で、気温や湿度によって調子の変わるマシン……そんな印象があるのが蟹座の火星です。蟹座という月が支配する星座は満ち欠けするのが特徴で、気分の良いとき/悪いとき、パワーのあるとき/ないときのムラが表れやすいでしょう。

 

明るくて前向きな気分のときは、自信があり、しっかりと主張することもたやすくできます。自分から進んで関わろうとする積極性があり、心惹かれるものに近づいていくでしょう。

 

最初の印象があなたにとっては非常に大切で、パッと出会った瞬間に、いい感じか/否か、好きな感じか/否かが判明するかもしれません。そして良い雰囲気のものに近づいていって、すこしずつ心をひらき、馴染んでいきます。

 

しかし気分が落ちているときは、何も­かもに対して後ろ向きで、保守的な気持ちになりやすいでしょう。積極的に関わる気になれず、控えめに様子を見て、なかなか関わろうとしないかもしれません。

 

対象となる物事や相手のことをよく知らないときはなおさら慎重になり、ちょっとした態度や言葉の乱暴さに簡単に傷ついて、心を閉ざすでしょう。

 

一方で慣れてきて、親しんできたものに対しては忠誠を尽くします。大切なものを守るためにコツコツと働くことを厭いません。

 

 

何かを自分なりのリズムで毎日すこしずつ育み続けることや、家族や大事な場所を守ることが、あなたのやる気をキープさせてくれるでしょう。自分の中で「好き」で「大切」だと感じるもののために、勤勉に働き続けることができるのです。

 

それだけに家族や愛する人が自分を理解してくれないときはフラストレーションが非常に高まるでしょう。いつもあなたが心を寄せて大切にしているのと同じように、あなた自身も大切にされたいのです。

 

普段は繊細で控えめです。気分の良いときは堂々と自身を表現しますが、基本的には他者に対して、自分の主張を貫くよりも、相手の気持ちに寄り添って、そちらを後先することもしばしば。

 

しかし本当は怒ったり傷ついたりしているのに、それを隠していると、余計に怒りに触れるようなことが起きたり、傷つけられたりするかもしれません。またその思いを表現せずにいることで、相手のことがどんどん嫌いになったり、面倒になったりして、人生から締め出してしまうようにもなるでしょう。

 

あなたがひとたび怒り出すと、それは激しい感情の嵐のように、泣いたり、わめいたりすることになりそうです。それでもその感情の激しさを解放しなければ、身体の不調となるか、あるいはあなたの代わりに激しく感情を表現する人が現れるかもしれません。内側に溜まっているものがあるときは、それをしっかりと認知して、解放する必要があるでしょう。