25日までは心の中にダイブを | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

木星が牡羊座に移動したものの、依然として牡羊座を支配する火星は魚座を通過中で海王星と共にあるため、スロウな立ち上がりを感じている方も多いかもしれません。

 

あれ?牡羊座って、もっと勢いがあって、ガッとしている星座じゃないの?と思った方は、拍子抜けでしょう。

 

火星が牡羊座に移動するのは25日の朝ですから、それまではどちらかというと夜明け前の夢うつつな感じ…目覚めそうではっきりとしないような感じがするかもしれません。

 

ちょうど今日あたりから25~26日にかけて、火星が魚座24度~牡羊座0度あたりを進行するのですが、そのあたりの度数の一連の流れをサビアンシンボルで見てみると、本当に浄化のプロセスというか、深く深く自身の内側に潜っていって、原点に回帰し、そこから再び地上に浮上してくるようなことが描かれています。

 

今年の4~5月は木星がそのプロセスを踏んで、いまは火星がその道を進んでいるわけです。

 

そこから見えてくる、いまとるべきアクションは "自分の内に潜りこむ" 一択ですね。

 

火星は自分の真実を表現することを助けてくれる星ですが、そのために自分の真実が何であるのかをしっかりとつかむことが大切です。そのための魚座でもありますね。
 

星座の順番でいうと、水の星座の次に火の星座がやってきます。水の星座は『ステーション』留まることの象徴でもあります。何のために留まるかというと「感じるため」ですよね。

 

 

『私の内側でたったいま、何が起きているのか』


すべての外への働きかけをやめて、グッと内側にフォーカスして、感情と感覚を使って調査していきます。


たった今、何かがモヤッとしているかもしれないし、漠然とした不安があるかもしれないし、重さや痒みや痛みを感じているかもしれません。

 

内側にある違和感にグッとフォーカスして、何が不快で、何が不安で、どこが重いのか…じっくりと探っていきましょう。

 

私たちの内側には10の天体が象徴する、本質的な力があります。しかし何かが不安で、不快な感じがするとき、その星たちと自身の意識が分断されているかもしれません。

 

愛されない不安があるなら、金星とのつながりが失われているかもしれないし、自分を表現していくことに自信がないなら火星とのつながりが、漠然とした恐れや不安があるなら月とのつながりが意識の上で希薄になっているのでしょう。

 

それを分断させてしまっているのは、直近や過去の何らかの出来事であり、それに­よって生じたけれど、感じきれなかったものたちですね。だから心の中に潜りこんで、それを見つけ出し、感じることで修復したいのです。

 

それをしないでいると、それらを感じさせるような出来事が繰り返されたり、自分の代わりに目の前の人がそれを表現し始めたりするでしょう。そういうときほど、心の内側に潜って自分を感じる作業が、何よりも欠かせません。


そうして自分を感じて、感じて、感じまくることで、金星や火星や月を通して、愛や力や安心とのつながりが戻り、内側に満ちてくるでしょう。私たち自身のなかに、すべての力はあります。水の星座はヒーリングであると同時に、自分自身の源に回帰するプロセスですね。

 

だからこそ、水の星座から火の星座へと移ったときに、私たちはパワフルかつ軽やかに、自身を表現して、どんどん進んでいくことができるのでしょう。

 

いましばらく、25日あたりまでは、じっくりと自身と心を感じる時間を作って、内側の本質とのつながりを取り戻してみてくださいね。