2021年10月20日23:56に牡羊座の満月です
牡羊座の支配星である火星が太陽と重なって、3ハウスにあり、かなりアクティブな雰囲気の満月です。
最近の雰囲気がもうすでにそうなっていますが、前回の新月に引き続いて、軽やかで楽しいムードが満ちていて、とにかく「遊びに出かけよう! 楽しいことしよう!」という感じですね。
牡羊座の月は9ハウスにあって「どこかへ行きたい! 何かしたい!」とこれまでとはちょっと違うことをパーッとしたい気分へと働きます。閉塞感のある日常に飽き飽きしていて、ちょっと新しいこと、刺激的なことをしたい感じなんですね。
全体的に明るく、軽く、快活で、動きがあり、旅行やレジャー、ショッピング、デート、趣味や学び、クリエイティブと、人生を華やかに盛り上げるお楽しみが満載となるときです。
ひさしぶりに人と顔を突き合わせて、一緒にワイワイとやるような機会も増えていきそうですね。
対人関係も活発になるので、みんなでお喋りしたり、情報交換したり、協力し合って一緒に何かしたりするのが楽しい時期です。
仕事と健康状態が「復活する」ような配置があるので、感染症の拡大でしばらく停滞していた飲食業や観光業やエンタメ業界などをはじめとして、さまざまな分野の経済活動が徐々に盛り返してきたり、明るく心身が解放されることで精神的、身体的な健康への良い影響も期待できそうです。
この活性化する楽しい秋を背景に、私たちの内面にもすこしずつ変化が訪れるでしょう。この1年半のあいだに世界は変わっていき、そしてもう前と同じように戻ることはなく、新しいフェイズへと突入していきます。
「これから、どうしていこうかな」
たったいま、何かを大きく変えるわけではなくても、これから先のことを思ったときに、過去に考えていた未来予想図とは異なる方向へと向かっていきそうな感じがしている人も少なくないでしょう。
「何か新しい刺激的なことがしたい」という気持ちは、たったいまは目先の「ちょっとしたお楽しみや遊び」に向けられているかもしれませんが、その思いを掘り下げていくと、もっと深いところにある、自分が人生のなかで求めているものに通じているかもしれません。
毎日の暮らしの中で感じる小さな喜び、楽しみ、情熱がはじける瞬間、心が躍る時間。
「自分が何者であるのか」という問いに対するヒントは「何をしているときが最も自分の内から湧き上がるエネルギーを感じることができるか」にあるかもしれません。
牡羊座のキーワードは「I am」
「そうしなければならないから」「そうであることが求められるから」というところから生きるのか「私がいま、こうしたいから」「私の内側から情熱があふれるから」というところから生きるのか。
軽やかな秋の風が楽しみや喜びと共に「自分自身から湧き起こるもの」を表現することを後押ししてくれるような牡羊座の満月です。