3月6-8日は地球の巡礼・吉野リトリートでした!
開催するか迷いもあったのですが「少人数だし、吉野は人も少なくて空気もキレイだし、屋外ワークが多いし」と決行しました。
結果的には大正解!
オフシーズンの終わりというタイミングでもあったので、宿もバスも山も茶屋も貸し切り状態。のびのびとたっぷり自然と歴史を堪能することができました!
ナビゲーターである、まりちゃんとわたしは1日前に現地入りして、どんな風にするのかを作戦会議。いつも直前になって、どうするのかを決めていきます。
大体の内容がまとまった21:30頃。最初に行く予定の金峯山寺の閉まる時間を確かめようとホームページを見てみると「緊急開催! 疫病退散・大護摩供」と書いてあります。それも明日の13:00から!
え、これ、行くしかなくない?!と、急に予定変更です。
13:00吉野駅集合だったのですが、それから宿に荷物を預けて、ケーブルと徒歩で向かっては間に合いません。前夜の22:00過ぎに参加者のみなさんに「明日の吉野駅12:22着か12:26着の電車に乗れる?」と連絡しました。
「行きます!」「大丈夫です!」「間に合わせます!」と、次々と小気味のいい返事がかえってきて、全員が予定を早めて駆けつけてくれることになりました。誰も「え、いまから変更ですか?」とか「聴いてないです!」とか言わない、ノリの良い人たちです
そして、これも行って大正解でした。
「このようなとき、我ら山伏は一丸となって、世界の平和と病魔退散のために祈ろうではないか!」と金峯山寺に集まった山伏の方々は50人ほど…! こんなに山伏さんたちが集まったところを初めてみました。まるで山伏フェスです。
何本もの螺貝の低い唸りが青々とした空に吸い込まれるように響き渡り、祭壇を囲んだ結界のなかを弓と剣で潔斎してから、大迫力の護摩焚きが始まりました。
祭壇の外からそれを眺め、煙をおおいに浴びて、一緒にお経を唱えて…なんだか全身の深いところから浄化されたかのようです。本当に素晴らしい祈りの時間でした!
その後に金峯山寺と脳天大神を散策して、宿でワーク。翌日はバスで奥千本口までいき、金峯神社と奥千本の山で瞑想をしてから、それぞれのペースで水分神社に立ち寄って、里まで歩いて降りてきました。
山が本当に気持ち良くて、暖かく、空気が澄んでいて、輝いていました。夕方から夜までは宿でワークをして終了。
最終日はあいにくの雨模様でしたが、奈良の神社めぐりでした。紀元前から祀りが行われていたであろうと思われる丹生川上神社の中社、磐座が御神体の岩神神社、古代の重要な基点をつなぐ五芒星に位置する丹生川上神社の下社、そして橿原神宮とめぐって、THE KASHIHARAで直会。
土地をめぐりながら、自分自身とめぐり合う4回目の地球の巡礼リトリートも無事におひらきとなりました!
5回目は9月に、世界から病魔が退散していたら、バリ島ウブドで開催する予定です。