【図書館】探求の書庫・勇気を出してチャレンジしたいこと | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

12星座と12感覚の関係において、双子座の司る「言語感覚」という感覚があります。

これは文字通り「これが言語であること」を知覚する感覚であり、またその言葉に含まれている概念や作者がそこに含めた精神を読み解く感覚でもあります。

昨今ネットの通信速度が高まるにつれて、より多くの情報が世界中で行き交うようになると、わたしたちの情報処理速度もおのずと上がっていきます。

膨大な量のSNSの書き込みやメッセージ、ブログなどを「ななめ読み」をして、自分に必要なところだけを抽出する感覚が発達しますが、これは双子座の対向にある射手座の「運動感覚」の発達ともいえるでしょう。

そして同時に、わたしたちはまた多くの情報を発信することが求められています。



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いまやわたしたちはインターネットメディアを頼りに、物を買ったり、興味あるイベントに参加したり、学んだりすることに重きをおき、それは風の時代の到来と共にますます活性化されるでしょう。

そこで磨きをかけたいのが「言語感覚」です。

これはいま起こっていること、自分の知っていること、その情報を「限りなく正確に、相手に伝わるように描写すること」が含まれます。

どんな言葉を、どのように使うことで、もっとも正確に伝わるのか。

そしてもうひとつ、大切なのは「いま、自分の中で起こっていること」を、その意志や思い、感情の揺れ動きや、体感を、どんな言葉でどのように表現するか、ということです。


これって、本当にむずかしいことではないでしょうか。

わたしたちは複雑にさまざまなことを感じ、観じ、思い、揺れ動き、理解して、決断し、また思い悩んだりする生き物です。

この時に内で生じている、その葛藤を、苛立ちを、発見を、気づきを、そのような概念を、どんな言葉を使って、伝えることができるでしょうか。

わたしたちの関係の中で生じる、相互の誤解は、この言語感覚の足りなさで起こることが多いのではと思います。

本当に伝えたいことを、伝えきっていない。

本当の相手の気持ちを、理解しきれない。


 

自分の内側にある、その周辺や上辺ではなく本質に触れて、それをどのように伝えようかと、もっともふさわしい言葉を見つけ出すという作業を繰り返すことで、相手の言葉の背後にあるもの、行間にあるものを見出す感覚……すなわち、相手の精神を受け取る感覚を磨くことができます。

 

自分の本質を見つけ出し、表現した分だけ、相手のそれを見出し、受け止めることができるようになるのですね。

同じ小説を、読む年齢によって、受け止め方が変わるのは、まさにこの言語感覚の成熟によるものです。


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わたしたちが運営している宇宙図書館というサイトの中にある「探求の書庫」は、まさにこの試みの場であり、わたしたち自身の言語感覚を磨くためにやっています。

毎月ひとつのお題に対して、それぞれが自分と向き合って、その本質を言語として表現する実験の場。

運動感覚を使って本質をつかみ、言語感覚を使ってそれを最適な言葉で表現する。

どなたでもご参加できるので、よかったら、みなさんもご自身の「言語感覚」を磨く練習として、トライしてみませんか?


探求の書庫


ななめ読みの時代に、人の心に刺さる文章を書くコツは、自分の心と向き合って、それを描写することを繰り返すしかありません!

ぜひ、わたしたちと一緒に探求しましょう〜!