わたしが占星術の勉強をはじめたのは、いまから25年前ぐらいのことですが、当時は占い師を志すのであれば、占術をふたつ以上、学ぶようにと言われました。
占術は「命術」「卜術」「相術」におおよそ分けることができます。占星術や四柱推命、姓名判断など、生年月日や名前から運勢を読み解くものは命術。易やタロットなど偶然性から何が起こるのか読み解くものが卜術。人相や手相、筆跡鑑定など、外から見た状態から物事を予測するのが相術ですね。
本当にびっくりするぐらい観察眼のないわたしに相術は全く向いておらず(いろんなものがだいたい同じに見える……)占星術とタロットという西洋の命卜セットを学ぶことにしました。
はっきり言って、いまだに両方とも、わたしにとっては謎でわからないことがいっぱいあり過ぎて、学んでも学んでも謎が深まるばかりで、だからこそ、やめられません
おそらくこのままずっと学び続けて「よくわからんかったな〜」と思いながら死ぬのだろうと予想しています。まあ、それもいい気がする。
普段は占星術について、あれこれ書いたり話したりすることが多いのですが、実はタロットもそこそこできるのですよ(笑)
そもそも、わたしが占い師になろうと思ったのは21歳のときなんですが、その動機が「これだったら、世界のどこにいても仕事になるな」というヨコシマなものでした。
カード一箱で日銭が稼げる!ということで、若い頃はしょっちゅうイベントや、ダイニングやバーなどで、タロット占いで文字通り日銭を稼いでいました。わたしはチャートの2ハウスが魚座なんですよね。
※自身の稼ぐ資質が何かが知りたい方はこちらでチェック
いまはタロット行脚することはほとんどないのですが、もっと英語が上手くなったら、海外で旅行しながら、占って、チップもらって過ごすのもいいな〜なんて妄想しています。
タロットはほとんど霊感みたいなもので占うタイプの人もいますが、わたしは極めて現実的にカードが示す象徴から、具体的にいま起こってることを整理して、気づかせて、いまのテーマをシンプルにする、という感じです。
なので、コツさえつかめば誰でもできるし、思考の整理になるので、けっこう便利。わたしも自分でこんがらがってくると、よく占います。で、そういう時って大抵「考えすぎ」とか「妄想しすぎ」っていうカードが出て、ハッとするんですよね。自分の現況を鏡のように映してくれるので、気づいていなかったことが見えてくるわけです。
未来のことも占うのですが、それは実際に決定された未来ではなく、あくまで、いまこの時点から予想される未来なのですね。なので、どう改善すればいいのか、何を続ければいいのか、ということがわかり、いまここでの意識や行動を変えると、辿り着く未来を変えていくことができるでしょう。
そういう意味でタロットって、ものすごく、土星的なツールともいえますね。「いま、ここ」の何が足りていて、足りていないのかという状態を明確に示すもの。つい考え過ぎてしまう人や、起こってもいないことを妄想してしまう人は、現実の地に足のついて自分に戻るために使えるかもしれません。
タロット速習講座では2日間で、全部のカードを使って、簡単に占うコツを学んでいきますので、物事をシンプルにしたい人、いまここの自分を大切にコミットしていきたい人、そして占い師ゴッコをしたい人(笑・楽しいです!)はぜひ、遊びに来てくださいね~!
直近の講座はこちらです。
1月11・12日京都タロット速習2days
まだ募集はじまっていませんが、朝型美人塾さん主催で1月28-29日に大阪、2月26-27日に東京でも開催予定です