5月25・26日(土・日)に東京にて、心理占星術のエキスパートであるザビエ・ベトコート氏の占星学セミナーが開催されます
30年以上のキャリアを持つザビエ氏から、わたしたちの深淵な内なる宇宙を学ぶチャンスです。
占星術に興味がある方だけでなく、心のしくみやたましいの成長に興味があるすべての方にオススメしたい内容です。
わたしたちの心の深いところに叡智が触れて、もっと「本質から生きること」への尽きない興味が目覚めてくるでしょう!!
ザビエ・ベトコート・ジャパン presents
ザビエ・アストロロジー・2daysセミナー in 東京
Little Prince(星の王子さま)から読み解く
占星学シンボルとゴールデンチャイルド
ザビエ氏からのメッセージ
星の王子さまという作品に再び触れる度に、わたしは新たなメッセージと新たな視点を発見するのです。
この本は、実に、新たな発見という名の宝の山そのものです! 一人のアーティストが、意識的または無意識的に、神話を活用して彼もしくは彼女自身のビジョンと人生における経験を発展させていくときにはいつでも、その宝の山は現れるのです。
それはまさに、この美しい物語の著者が行なったことそのものです。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが、彼自身のゴールデンチャイルドに出会ったこと、すなわち彼自身の人生と創造の源へと続く道を見出したことをわたしたちに分かち合ってくれたことこそが、まさにそうだと言えるでしょう。
今回この「星の王子さま」という作品がわたしたちに見せてくれているイニシエーション(通過儀礼)のテーマに重きを置いてみたいと思います。
わたしたち全員の出生図に描かれている、現行の土星と冥王星が山羊座に、天王星が牡牛座に、そして海王星が魚座にそれぞれ滞在している強力なトランジットと共に、この神聖な子供からのメッセージは、わたしたちの行く道とそのトランジットを創造的に活用して困難を乗り越えていく方法を光で照らしているのですから。
イニシエーション(通過儀礼)は、非常に真剣なトピックであり、その深さを理解する必要がありますが、わたしたちは皆「星の王子さま」の話の中で描かれた実用的かつ斬新な方法で、イニシエーションに臨むことができます。
イニシエーションはまた、セラピーの一種として理解される必要があると考えます。星の王子さまは、王子でありながらも非常に民主主義的な人物なので、すべての人が使える手法(メソッド)を提案したのですね。
皆さんにお会いできる日本へ再び訪れることができることが今から楽しみでなりません。
2019年3月 メキシコシティにて
ザビエ・ベトコート/Xavier Betancourt
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プログラム内容
イントロダクション
(1) 星の王子さまとは一体誰なのか?
(2) 文学作品としての「星の王子さま」
(3)「星の王子さま」に描かれているテーマから読み取れること
(4) 秘教占星学的な観点から「星の王子さま」を理解する
(5)「星の王子さま」に描かれているシンボルから読み取れること
(6) イニシエーション(通過儀礼)というストーリー
(7) 質疑応答(両日)
心理占星学・錬金術・象徴学のエキスパートであるザビエ・ベトコート氏から新たなる叡智を学ぶ二日間の旅路です。
占星術のホロスコープ・チャートは単純な「性格占い」をするものではありません。そこに描かれている星たちは、わたしたちの内側にある複雑な人格の構造とその可能性を示しています。
「わたしは誰なのか」という問いに対して、ホロスコープが応えるものは「あなたは牡羊座だから、勇気のある人」といったような単調なものではないでしょう。
牡羊座だから勇気があるわけではなく、すべての人がそれぞれに勇気を持っています。
しかし牡羊座の人にとっては、まわりがどうであれ、勇気を出して、自分自身の決断に従った時に、特に力強く内側からパワーが湧き上がってくるのを感じるでしょう。
ある人は自由である時に、ある人は愛に触れた時に、ある人は心地よい場所にいる時に、内側から満ちてくる「それ」を感じるかもしれません。
星座や惑星は、わたしたちが源に繋がる道を示しています。
わたしたちの内側にある、決して尽きることのない命の源……それは太陽であり、ゴールデン・チャイルドです。
タロット・カードに子どもの姿で描かれる太陽は、わたしたちの愛と勇気、パワーと創造力、喜びと好奇心、癒しと安らぎの源。
他の惑星たちは、この力のそれぞれの部分を、個人の人生と体験のなかで顕現させるでしょう。
星を学び、星と共に生きることは、人間としての進化であり、魂の解放です。
今回のザビエと過ごす二日間は『星の王子さま』という物語を通して、わたしたちがどのように自分自身の源にとつながり、力を解放し、進化していけるのかということの学びでもあるでしょう。
ゴールデン・チャイルドすなわち太陽のない人生は、社会の規律の中に自分を隠し、忍耐と努力をくり返して、疲弊していくもの。
そのような土星(鉛)の人生を錬金して、太陽(ゴールド)として生きるためのメソッドを学びましょう。
令和の時代のはじまりに、山羊座で土星と冥王星が重なって、社会の形が変わろうとしています。
牡牛座の天王星は、わたしたちの内なる錬金をうながして、魚座の海王星は長いあいだ溜め込んできた感情を手放すことを助けてくれるでしょう。
昭和に生まれたわたしたちが、平成の時代を経て、令和の時代を迎えようとしている変容の時期にぴったりの「通過儀礼(イニシエーション)」のテーマをザビエが準備してくれました。
自分を生きることが大切な令和の時代のはじまりに、自分の内なるゴールデン・チャイルドとめぐりあうインナー・ジャーニーをご一緒しませんか?
<小泉マーリ>