【新月】2018山羊座新月★自分だけの脚本を生きる | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2018年1月17日11:17に山羊座の新月ですやぎ座

 

 

2018年最初の新月は、山羊座に太陽・月・水星・金星・土星・冥王星と6つの惑星が集まるステリウムの新月。

 

それも山羊座の定位置である天頂付近に集い、わたしたちに生来のたましいの脚本を生きることを、うながしているかのようです。

 

わたしたちは誰もがみな、今回の人生でこんなことを体験してみたい、こんな風に生きてみたい、という、たましいの脚本を持っています。

 

自分自身の力を使って、自分だけの脚本を生きていきたい、というのが自己実現の欲求であり、山羊座は実際にそれをすることを助けてくれるでしょう。

 

 

それは他者から与えられた生き方からの自立であり、目を醒まして人生を創造するということ。

 

みんなが同じように生きる必要はなく、同じようなことを学ぶ必要も、選択する必要もなく。

 

『わたしにしかなれない、わたしとして、人間社会のなかで生きること』が、山羊座の道かもしれません。

 

 

 

山羊座は現実的な社会貢献を象徴する星座です。

 

わたしたちにとって、社会貢献とはなんでしょう?

 

自分を抑えて、誰かが決めたやり方に黙って従い、結果が出るまで延々とやり続けることでしょうか?

 

 

山羊座は10番目の星座で、天頂を示す10ハウスが定位置。

 

わたしたちが成長する過程を表している12星座と12ハウスの旅路は、1番目の牡羊座から始まります。

 

おひつじ座牡羊座は『I am』わたし自身を示す星座で、自分が何者であるのか?ということを知るために、さまざまな未知の体験を繰り返していきます。その過程において、どんなことでも実現できる個人の力を蓄えるでしょう。

 

おうし座牡牛座になると、牡羊座で体験した活動のなかから、特に好ましいものを選んで、繰り返し反復しながら、その行為や活動や技術と、あたかも一体となるまで馴染ませていきます。

 

ふたご座双子座は情報アンテナを立てて、牡牛座で手に入れた心地よさが、更に快適になるようにアップデートするでしょう。日常生活のなかで実際に使いこなし、まわりに広めるということもしていきます。

 

かに座蟹座でわたしたちの個人的な活動は一旦休息し、安心できるスペースでハートを存分に寛がせることで、豊かな感受性を養います。

 

しし座獅子座では、充分に養われた感受性を、情熱と共にみずから表現する段階に至るでしょう。牡牛座・双子座で反復して日常のなかで馴染んだ行為が、蟹座の休息を経て、自分だけのオリジナルの形として表現されることになります。

 

おとめ座その喜びと共に表現されたものを、他者に提供するのが乙女座の過程です。自分のしたいことが、他者から「やってほしい」と望まれることで、わたしたちの奉仕の形となっていくでしょう。

 

てんびん座天秤座では、乙女座で形作った奉仕が、より多くの人たちから望まれるようになり、それらに応えていくことで、技術や魅せ方がどんどん磨かれ、洗練されていきます。

 

さそり座その結果として、蠍座ではある程度のレベルまで行き着いたために、自然と次の段階へと移行するという脱皮が起こるでしょう。古いやり方が手放されていき、より深いレベルの自分が目醒める可能性があります。

 

いて座その経験を踏まえたうえで射手座では、ある程度の全体像を理解するに至ります。全体を俯瞰的に見すえたうえで、より大きな理想を描き、どこでどのように自分を活かすのが良いか、ダイナミックに行動に移すでしょう。

 

 

その射手座で描いた大きな理想を実際の現実社会のなかで実現することが、山羊座の社会貢献ですやぎ座

 

そこには牡羊座から体験してきた、自分自身のすべてが含まれていて、はっきりとした自分の意志で、自分にしかできないことを、思い描いた形で実現していくタイミング。

 

これまでの生き方を振り返って、新しく、そして力強く、一歩を踏み出していきましょう。

 

 

 

2017年末に土星が山羊座に移動した前後に、情緒が揺れ動いたり、不安が湧き上がってきたり、金銭面の心配が生じたりした人がいるかもしれません。

 

それは山羊座の責任や社会性が高まることによって、その対面にある蟹座の、心に溜め込んできた不安や心配があふれ出してきた可能性があります。

 

また、揺れ動きがあった人のなかには、前回土星が蟹座に入った2003年6月頃から2004年頃に自分の身の上に起きていた不安や心配と似たようなことが再現されている人もいるでしょう。

 

土星は過去のわたしたちの体験を、いまの状況に投影することで再現させながら、自分がかつて思いこんだことや、傷つかないように創り出した信念を、これからも維持するかどうか、再契約の確認をしてきます。

 

12月頃から1月頃に感じている不安があるときしたら、それはどんなテーマで、何に起因しているか。

 

それは2003~2004年頃に起こった出来事と関連していないか。

 

更に1988~1989年頃の体験とはつながっていないか。

 

そのあたりの自分を振り返ってみることが、気づきのヒントになるかもしれません。

 

 

また山羊座の土星期を支える基盤は、蟹座・4ハウスの象徴する家や家庭にあります。

 

安全な居場所を確保して、家族に励まされ、支えられることが、わたしたちの自己実現には欠かせません。

 

『わたしには還る場所がある』『わたしには支えてくれる人がいる』という実感が、社会の中で自分をひらくための土台となるでしょう。

 

 

山羊座でわたしたちが実現することは、自分自身と同時に全体を満たすもの。

 

家という最小単位に育まれたわたしたちの愛が、社会という最大単位のなかで開花する。

 

2018年最初の新月は、これからやってくる時代の象徴。

 

個人の可能性とエネルギーをめいっぱいに使いきりたい『I use(わたしは使う)』を旨とする山羊座の、ステリウムの新月です。