【満月】2017双子座満月★真価を発揮する | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2017年12月4日0:46に双子座の満月ですふたご座

 

射手座の土星期をしめくくる、2017年最後の満月。

 

この満月と12月18日の射手座の新月は、射手座土星という、ひとつの協奏曲のクライマックスだといえるでしょう。

 

2014年12月に射手座に入宮した土星は、まもなく、12月20日頃に山羊座へと移動します。

 

この3年のあいだに、わたしたちは射手座のテーマをしっかりとやり遂げて、その形を築くことができたでしょうか。

 

土星はわたしたちの現実を刷新しながら、実現することを助けてくれる惑星です。

 

その時々のテーマとなることをしっかりと完遂するために、弱いところを補強し、古くなったものを取り除いて、いまの自分の揺るぎない基盤を構築していくことを助けてくれるのが土星。

 

 

この3年の射手座の土星が象徴するテーマは、わたしたちが自分自身の真価を見出して、その価値を存分に活かすことのできる理想の環境を創り出すことにありました。

 

射手座はまず、わたしたちの持っている可能性を最大まで引き出そうとする星座です。

 

内に秘めているさまざまな資質を、そのまま埋蔵させておくことはせず、日の目に当てて、磨き上げて、それが活躍するのにふさわしい機会や環境を与えていきます。

 

自己組織化……自分の持っている質をばらばらに機能させるのではなく、特性を理解したうえで統合し、余すところなく活かす方法を見出して、人生の基盤と構造を整える、というのが、この射手座土星のテーマでした。

 

それをしてきた人はいま、しっかりと意志を持ちながら、能力を貢献する場所を見つけて、山羊座土星時代に突入しようとしているはずです。

 

 

いま、射手座の土星期のクライマックスを迎えて、わたしたちは自分の才能を存分に活かせる方法や環境に気づいているでしょうか。

 

この満月は、意志を立てたうえで、自分のすべてを活かす道を突き進むときです。

 

自分に嘘をつかず、誠実を貫くことが、なによりも大切です。

 

まわりを見て不安になろうとも、誰かの賛同を得られなくても、自分をごまかすことは、なによりも、良くありません。

 

不安になったとき、正解を探して誰かを頼ったり、いろいろな情報を集めたりすると、余計に混乱が起こるでしょう。

 

他者を気にしたり、誰かと比べたり、正解を外に探したりする暇があるなら、そのエネルギーを他へ洩らさずに、自分を蓄え、実行することに向けていくときです。

 

意志を持って、力強く歩き、大きな時代の転換点を切り拓いていきましょうニコ

 

 

 

今回の満月そしておよそ3年に渡る射手座土星期の背後にあるテーマとして【自分の真価を見出す】というものがありました。

 

射手座土星イングレス☆理想郷に辿り着く

https://ameblo.jp/light-side/entry-11966137853.html

 

 

それはすなわち、わたしたちの内側にある小さな価値を見出して育て、真価として発揮すること。

 

そして、それがわたしたちに経済的な安定をもたらします。

 

しかし、お金に対する不安を持っていると、わたしたちは自分の内なる価値を育てることを放棄して、外側にある価値に依存してしまい、その結果として経済力がより不安定になる、ということが、射手座土星期のはじまりに示唆されていました。

 

それから3年たって、いま、その結果が目に見える形で示されている人も多いかもしれません。

 

コツコツと自分らしさ、自分だけの資質を育ててきた人は、それが他者にも認められるような価値となっているでしょう。

 

しかし、経済的な不安から、自分の価値よりも、誰かが与えてくれるものに従事してきた場合は、変わらずに不安があるかもしれません。

 

 

「お金がなくなるかもしれない」という恐れは執着を生み出します。

 

豊かさとは、わたしたちが才能として生まれ持った内なる価値を世界に与えることで、まわりの環境と共に自分自身も豊かになっていくものです。

 

その才能は自身の成長と共に変化していき、自分らしさが目醒めるにつれて、よりはっきりと示されるようになるでしょう。

 

そして成長するたびに、過去にやっていたもののサイズが合わなくなることは当然で、わたしたちはその都度、環境や方法を手放して、よりいまの自分に見合ったものに乗り換えていく必要があります。

 

これが牡牛座と蠍座、2ハウスと8ハウスという自分自身の変容と才能の関係です。

 

 

だけれどもそのとき、お金がなくなることへの不安が潜在的にあると、いま糧を得ている環境や依存している人を手放すことに恐れを抱くでしょう。

 

変化のときを迎えても、そこに留まっていると、仕事がもう面白くなくなっていたり、職場や同僚が合っていなかったりしても、そこから離れることができません。

 

うまくいく方法に味をしめて、やめることができなくなるという可能性があります。

 

しかし、土星が山羊座に入り、2018年の5月に天王星が牡牛座に入ると、自分に対して誠実でないものは剥がれ落ちていき、甘い夢はバブルとなって弾けるでしょう。

 

 

2018年は、わたしたちの社会的な経済基盤の大きな転換点となるときです。

 

特に天王星が牡牛座に入ると、自分自身の特質を活かして新しい豊かさの道を創り出していく人と、とにかく強大な富そのものに憧れる人とに分かれていく可能性があるでしょう。

 

山羊座に入る土星は、自己実現は自分自身の歩んできた軌跡として表れることを謳っています。

 

自分自身をオーガナイズして、意志を持って、力強く、大きな時代の転換点を切り拓く。

 

わたしたちの意志が、どんな未来をひらくのか。

 

わたしたちはいま、岐路に立っています。