2016活動宮Tスクエア☆どこで、誰と、どのように在るか | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

◆『自分らしさ』の限界を超えていく

 

2016年11月15日頃から、2017年4月下旬頃までの約5か月のあいだ、天の黄道上で木星と天王星と冥王星が三角形を作ります。

 

天秤座の木星

 

牡羊座の天王星

 

山羊座の冥王星

 

三つの惑星はそれぞれ活動星座(カーディナル・サイン)というグループに入るため、この三角形は【カーディナル・Tスクエア】と呼ぶことができるかもしれません。

 

 

この三つの惑星のなかで、もっとも直近に移動したものは天秤座に入っている木星です。

 

木星天秤座イングレス☆内なる均衡の力で世界に調和をもたらす

http://ameblo.jp/light-side/entry-12187666469.html

 

 

天秤座は大勢の人たちと出会い、その価値観や在り方に触れることによって、自分のなかのさまざまな可能性に気づいていく星座。

 

そこに物事を発展・拡大させる木星が入ることによって、より多くの価値観や信念や考え方を持っている人たちとめぐりあうことが、自分自身の幅や質を広げるチャンスになる、ということを示しています。

 

 

いつも同じメンバーとばかり付き合っていると、その仲間たちの基準において『自分らしさ』を構築していくことになります。

 

個性的な人や異なるバックグラウンドを持っている人、異業種や外国人といったあまり身近にはいない思想体系や信念を持つ人たちと付き合ってみることが、『自分らしさ』の限界をどんどん壊していくことにつながるでしょう。

 

そして『自分らしさ』の枠が広がっていくほどに、どこへ行っても、誰とでも付き合える円熟した個性が内側に育まれていきます。

 

 

 

◆関係性が進化する

 

その天秤座木星の真向かいに位置するのが牡羊座の天王星です。

 

天王星は太陽のまわりを84年かけて周回する惑星ですが、2011年3月12日に牡羊座に入りました。

 

わたしたちにとって忘れることのできない東日本大震災の311が前84年周期の最終日であり、その翌日から新しい84年周期が始まっています。

 

 

占星術における天王星は、改革・目醒めを象徴する惑星で、あらゆる物事を常に新陳代謝させて、いまの時代にふさわしい最新の在り様にアップデートをうながしていきます。

 

いま、天王星は牡羊座にありますが、これはわたしたち個人の在り方、個々の生まれ持った個性をより際立たせるために働いているでしょう。

 

 

牡羊座は世界のあらゆることを知り、体験することを通して『わたしが何者であるのか』を理解し、揺るぎない個性を磨き上げていく星座。

 

わたしたちは体験を通して、それが好きか嫌いか、得意か不得手か、どんな時に何を選び、何を創り出し、誰を選び、どのように表現するのかを知っていきます。

 

個々に生まれ持った才能と感性は、ひとりひとり異なりますが、それらは使われる機会があって初めて、表に出てくるもの。

 

2011年3月以降、この牡羊座の天王星に後押しされて、『もっと自分らしく生きたい』『自分の個性を活かせることをしてみたい』『自分を表現したい』『自分を隠したくない』という気持ちが高まってきているかもしれません。

 

 

この牡羊座の天王星が、真向かいにある天秤座の木星と共鳴して働くことによって、【自分らしくあるために、いまの自分にもっともぴったりくる相手と過ごしたい】という欲求が出てくるでしょう。

 

おのずと、自分の個性としっくり合わない相手とは、自然とすれ違うことが多くなるかもしれません。

 

そして、無理に相手に合わせるよりも、自然体でのびのびと自分らしくいられる相手、より本来持っている感性や持ち味を活かし、引き出してくれる相手が欲しいと思うようにもなるでしょう。

 

 

これはパートナーチェンジの配置であると同時に、関係性の進化の配置ともいえそうです。

 

このカーディナル・Tスクエアの5か月のあいだに、パートナーが変わったり、新しい仲間とめぐり合ったり、あるいはすでに今いるパートナーとの関係が更に進化・発展する可能性があります。

 

意識を外に向けるのと同時に、自分の内側にもしっかりと錨を降ろして、現在の自分にもっともフィットする心地よい関係を積極的に築いていきましょう。

 

 

 

◆どこで、誰と、どのように在るか

 

そして三角形を構成するもうひとつの惑星が冥王星ですが、これは2008年1月頃から山羊座に滞在しています。

 

冥王星はその対象となったものの、まだ明らかになっていない底力を引き出し、その本質を変容させていく惑星。

 

手つかずのまま残っている未開の可能性を明らかにして、そこから異なる才能を引き出し、表面化していくことをうながします。

 

 

山羊座は国家や社会や企業といった公共的な集団性を象徴する星座。

 

ここに冥王星が滞在する2008年から2024年頃までのあいだに、じわりじわりと社会や経済のシステムがそれ以前とは異なる姿に変わっていくことが予想されるでしょう。

 

そしてこれは個人にとっての社会性や、社会のなかでの居場所といったものも司ります。

 

 

木星・天王星と共に冥王星が三角形を作るカーディナル・Tスクエアの期間は、先に挙げた『もっと自分らしくありたい』『そのためにふさわしい相手が欲しい』という欲求が高まりますが、これに更に『自分らしく過ごせる場所にいたい』という思いが加わります。

 

 

どこで、誰と、どのように在るか。

 

この命題と徹底的に向き合って、自分のためにふさわしい環境とパートナーシップを自分自身に与えてあげることが、この5か月のあいだの必須のテーマといえるでしょう。

 

 

革命の天王星と変容の冥王星が、増強させる木星によって支えられるため、どんどん殻をむいて、自分らしさを際立たせていきたい時期です。

 

飛躍的に進化できるタイミングですから、思いきったチャレンジや新しいアクションを起こすにも最適な期間といえるでしょう。

 

 

この時期のなかでも、三角形に対して

 

山羊座の太陽が関わる2017年1月5日頃から1週間程度

 

牡羊座の火星が関わる2017年2月20日頃から3月頭頃

 

牡羊座の太陽が関わる2017年4月10日頃から20日過ぎ頃まで

 

これらの期間は特に新しい活動を始めるのに最高の時期です。

 

活動星座(カーディナル・サイン)そのものが、新しいエネルギーを持ちこみ、これまでとは違うやり方をはじめる、という質があるので、積極的に攻めていきたいときといえそうです。

 

 

魂の声に耳を傾けて、自分にチャンスと環境を与え、ハートが共鳴するパートナーと分かち合い、わたしたちが進化する時間です。

 

人生が大きくジャンプするこの期間に、あなたはどんな現実を創り出していきますか?