
深いところで起こっている激しい嵐のような進化のプロセスを通過している最中の満月。
牡牛座の上昇宮ではじまった2015年の春分は、5月のウエサク満月に至り、そのときに定めた意図の種が、いまここで花を咲かせています。
2015蠍座ウエサク満月☆地上に描かれる軌跡
http://ameblo.jp/light-side/entry-12021819117.html
わたしたちのいま、目の前にある現実は、それは毎瞬わたしたちがまいている意図の種が育った結果であるもの。
いま、ここでどのように何をして過ごすのかということが、未来のわたしの種になる。
だから、わたしたちはいまここで、しっかりと目を醒まして、種をまく必要があるのでしょう。
わたしたちの身体に宿るさまざまな才能、資質、身につけた経験と知識……それは世界に分かち合われ、自分自身と共に全体のために使われるもの。
深淵な宇宙の一部から奇跡のように成り立っているわたしたちの営みは、おのずと世界を創生するプロセスとなるのでしょう。
いま、ここのわたしに宿っている力はとても小さいかも知れないけれど、その小さな力が世界に向かって解き放たれることが、とても大事な時期です。
わたしたち個々はとても小さいけれど、その小さな力が集まって、世界は創られています。
大きな過渡期を迎えているいま、漫然とそこに参加するのではなく、目醒めた意識でしっかりと意図をもってそこに参加することが、未来を創生する種となるでしょう

わたしたちのエネルギーは見ているところ、意識しているところに流れていきます。
いま、あなたが成長させていきたいところは、自分自身のどこであり、他者の何であり、世界のどのような部分でしょうか。
わたしたちの意識はぼんやりしていると、不快なところ、不満のあるところへ向いてしまいます。
それらには『痛み』が伴うため、なにも考えずにいても、心と身体が反応してしまうでしょう。
しかし、そういうときこそ、心地よい部分、安心できるところ、リラックスしているところに意識を向けて、そこを広げることで全体に均衡をもたらし、それによって痛みを和らげることができます。
わたしたちが不快であり、不満があるときこそ、どこにエネルギーを向けるのか……痛みと同化せず、しっかりと全体を見ることによって、わたしたちは自分の創造力を使いこなすことができるのでしょう。
『その箱の中身を知っている者だけが、その箱の中にあるものを自在に使いこなすことができます』
わたしたちが自分自身に目醒め、その才能と資質を理解することが、人生を創造する第一歩です。
人生を自分で創り出すプロセスが始まると、わたしたちはもう、自分のためだけにその才能を使うことができなくなるでしょう。
そのためにもわたしたちは自分にどのような機能が備わっているのか、どんなことが心地よく、なにが不快で、何事に意欲を燃やし、どのような才能があるのか、よく理解して、隅々まで使いこなせるようになる必要があるでしょう。
外の世界で起こっていることにどのように対応し、そのとき内側では何がどのように働いているのか。
見える世界と見えない世界、外なる世界と内なる世界の理を読み解き、その秩序と法則性を見出し、いつでも自在に動かせるようにマニュアルを作る。
そして、その中身を熟知するほどにわたしたちは、そこにあるものをいつでも好きなように使いこなし、小さなものから大きなものまで、自由に創り出せるようになるのでしょう。
2014年の4月から5月にかけて起こったグランドクロスの時期にわたしたち乗り越え、目醒めた意識でまいた種が、いま現在、この場所で開花しているものです。
グランド・クロス・ピーク
http://ameblo.jp/light-side/entry-11825793974.html
わたしたちの意識は数年前より遥かに広がり、深く思考し、遠くまで見ることができるようになってきているでしょう。
自分自身の眠っているところをしっかりと起こして、隠してきた部分に意識の光をあてて、自分に備わっているすべての機能を使いこなすときです。
本格的な水瓶座の時代に突入しているいまは、ひとりひとりがおのれの嗅覚を頼りに人生を切り拓き、創造していく必要があるでしょう。
その小さなひとつひとつのプロセスが、そしてその創造が、宇宙の片隅から巨大な全体にもたらす、ほんの一粒の種となる。
そしてその、ほんの一粒の輝きが、その光が、地上を雄大で肥沃な大地と変える、黄金の実りのはじまりとなるのでしょう。