13と8をめぐる物語(4) ☆ 錬金の時間 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

謎の企画 13と8をめぐる物語 の続きです。

(1) 山羊座13度の符合
http://ameblo.jp/light-side/entry-11838213718.html

(2) 地球と金星のダンス
http://ameblo.jp/light-side/entry-11838971676.html

(3) 宇宙を表現する五芒星
http://ameblo.jp/light-side/entry-11839817433.html


13と8は宇宙と強く共鳴しながら、その本質を表現して
いるのでは
……という話から、(1)に戻りたいと思います。


もう一度、2014年の日本の春分チャートを見てみましょう。



赤い丸で囲っているところは、1ハウスの始まりの上昇宮。
ここで チャートの目的 を、読み解くことができます。


始まりは 山羊座の13度

緑の丸で囲っているのが 冥王星
これもぴったりと 山羊座13度 に配置されています。

山羊座は国家や社会や土地を象徴する星座 です。
そして 冥王星は破壊と再生を象徴する惑星

ここだけでも 2014年の日本は大きな変革が起こりそう と
予測できるわけです。
( これは国のみならず、日本人の変革でもあります )


12星座には 守護惑星 というものがあります。
各星座と縁が深く、星座を守っている惑星です。

山羊座の守護惑星は土星土星です。

土星はチャートのオレンジの丸で囲っている 蠍座
2012年10月から滞在しています。
( ちなみに 蠍座は8番目の星座 です )

蠍座の守護惑星は冥王星です。

冥王星は先述した通り、春分図の始まり 山羊座13度
ところにぴったりと重なっています。

山羊座の守護惑星・土星
 ↓
土星は蠍座に滞在中
 ↓
蠍座の守護惑星・冥王星
 ↓
冥王星は山羊座に滞在中

という図式になっているわけです。

つまりこれは、おたがいの守護惑星を交換している状態で
これを ミューチュアル・レセプション と呼びます。

この関係にあるふたつの惑星は
おたがいに強烈に働きかけあいます。

いまは 土星と冥王星が強烈に働き合う時代 というわけです。

土星と冥王星が強烈に働き合うとは、どういうことでしょう?


● 錬金の時間 ●

土星と冥王星が強烈に働き合う配置 は2012年の
10月頃から始まっていて、今年の年末頃まで続きます。

特に春分チャートの始まりに冥王星が重なっている
今年は強烈に共鳴する…と予測できますね。

この配置は
制限されている環境のなかで、何に集中するか という
ことと関係しています。

地上にあるものは有限です。
時間も物質も金銭も能力も体力も有限です。

有限の資源をなにに使うのか。これがテーマです。


土星は集中力を発揮して現実化していくこと
冥王星は徹底的な変容 を象徴します。

この配置に従って、これまでの人生における慣習や
行動パターン、構造などが変化するかも知れません。

なにかが終わり、なにかが始まっていくでしょう。


これは 進化をうながす星の配置であり、
古い構造から脱却すること
と関係しています。

そのため、この時期は、古い構造の制限を
いままで以上に強く感じるかも知れません。

お金や体力、しがらみや仕事の関係性や能力を
自由に使えない・制限されている と感じるのです。

あるいは社会からの圧力などを感じることもあるでしょう。


だからこそ、限られた力をどこへ向けて使うのか
なにに集中したいのか、意識することが大切です。


自分を制限するものへの怒りや恨みに向けるのでしょうか。
自分の進化を妨げる問題を解くことに向けるのでしょうか。

怨恨を増幅させるのではなく、怨恨を飼い慣らし、
環境に閉ざされるのではなく、みずから切り拓くのです。



人生の管理者となり、自分を統率することで、制限された
環境であっても、自分を開花させることができるときです。


これはわたしたちを進化させる錬金の時間です。