グランド・クロス・ピーク (1)・新しい時代への通過儀礼 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

4月7日のグランド・クロスのはじまりに
この十字に参加する惑星のアスペクトを
読み解いた記事を書きました。

(1) 人生における徹底的で完全なる革命
http://ameblo.jp/light-side/entry-11815643942.html

(2) かつて到達したことのない高みに達する
http://ameblo.jp/light-side/entry-11816449622.html

(3) 失われた青春の奪還
http://ameblo.jp/light-side/entry-11817266957.html

(4) 爆発するような容赦のない衝動
http://ameblo.jp/light-side/entry-11817533107.html

(5) 唐突なひらめきに突き動かされる
http://ameblo.jp/light-side/entry-11817542109.html

(6) 根拠のない自信と、それにともなう成功
http://ameblo.jp/light-side/entry-11818923566.html



わたしは基本的にしつこいので ( 蠍座ですが… )
しつこくグランド・クロスの続きを書きたいと思います。

まずはこちらをご覧ください。

422グランドクロスチャート


4月22日のチャートです。

1-4-7-10の部屋で火星・木星・天王星・冥王星
キレイな正方形を作っています。

この十字が グランド・クロス ですね。
注目していただきたのは、この4つの惑星の度数です。

画像をアップにしていただくとわかると思いますが
この正方形を作る惑星はすべて 13度 の配置に
なっています。

12星座は、ひとつの星座が30度×12星座で360度と
なりますが、ここでは 4つの惑星の度数がぴったり
13度で揃う
 のです。


惑星同士の関係を見るとき、通常は多少の度数の誤差を
許容していくのですが、こんな風にぴったりとタイトに
揃うと 惑星の強烈な共鳴 が起こります。


これを仮に グランド・クロスのピーク と名づけますと
4月22日の15:00ちょっと前から、24日14:00頃 まで
13度の十字が続きます。

その後は少しずつ形がほぐれていき、5月20日過ぎには
十字は解消されますが、今回はこのグランド・クロスの
ピークを 13度という度数から読み解いてみます。



● 新しい時代への通過儀礼 ●

先の集中連載において、グランド・クロスは

とにかく徹底的な変化・変革をうながして
限界を超えて、制限をはずし
新しいものに挑戦する意欲を起こさせる

といったものである、と読み解きました。


グランド・クロスのピークは先に述べたとおり、
各星座の 13度 ですが、13 という数はタロット
カードでは、まさに 徹底的な変容 を象徴する
DEATH 死神 が該当します。

死神マルセイユ

死神はその名の通り、死を連れてくる神ですが
死ぬことは、物質的なものの終焉 です。

形あるものがひとつの終わりを迎えて、別の
次元、次のステージへと移行していきます。

身体は大地へ、魂は天へ。

これまでやってきた活動はここで一旦、完全な
終わりを迎えますが、死んだあとは、いったい
どうなるのでしょうか。

天に昇った魂は、次の新しいステージでの
転生に向かっていきます。

肉体は土に還っていき、やがてその土から
新たな穀物が芽を出します。

日本でも古事記において穀物の起源は高天原を
追放されたスサノオが、オオゲツヒメを殺した
死体から稲や粟や麦などが生じて種になった
ことだと書かれています。


つまりここでいう 死 とは、次のステージでの
新しい始まりをうながす、通過儀礼 としての
変容のプロセス
朱雀

13度のグランド・クロスは なにかいままで
やってきたもののカタチがひとつの終焉を迎え
まったく新しいカタチとして生まれ変わる
と、
いえるのかも知れません。

冥王星は個人を超えた領域を司るので、国家や
社会や集団のしくみやルールや領域が大きく
変化する可能性もありそうです。