レグルスの輝き | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

もう昨日になってしまいましたが、8月22日は月と火星と
土星、それにスピカが西の空に大集合☆という日でした。

一昨日から朝にかけて、月が天秤座25度付近を通過し
2009年10月末に土星が天秤座に入宮して以降の
終盤のピークという感覚がありました。

まもなく、10月6日から土星は蠍座に移動します

土星は太陽のまわりを約29年かけてひとめぐりするため
ひとつの星座にはおよそ2,5~3年ほど滞在します。


土星は占星学が成立して以降、長らく太陽系のもっとも
外側をめぐる惑星として扱われてきました。

天文学、天体望遠鏡の発達と共に土星外惑星が
発見されたいまでも、土星は太陽系内の境界の番人
して機能しています。


境界に番人を置いて、その内側を守り、場を浄める

土星は秩序を維持すると同時に、異物をコントロール
しながら、上手に招き入れます。

人の進化と発展に欠かせない星ですね。


天秤座のテーマはいろいろありますが、パートナー
シップと識別というのが主たるところでしょうか。

まもなく、愛と力、他者からもたらされるもの、
変容と死と再生といった蠍座のテーマが土星に
やってきます。

その影響がすでにきていることを感じています。


昨日はそんな土星の終盤の折り返しであると
同時に、レグルスの日だなあと思っていました。

レグルスは現在獅子座の終わりから乙女座の
はじまりあたりに位置しています。

ここ数日レグルスのエネルギーを感じることも
ありました。

レグルスは獅子の心臓…ライオン・ハート
位置する獅子座の一等星。

天に座する四つの王の星のひとつであり
北の王に該当します。

北半球において、レグルスの働きは大きく、
獅子座の終わりから乙女座のはじまりに
生まれた星を持つ人や、恒星のパランによって
レグルスが出生チャートに影響する人は
それを色濃く受け継いでいます。

実際の王家にもレグルスの星を持つ方は多く
今上天皇と昭和天皇のチャートには星が
ありますね。


普通の一般人でも、それぞれの立場において
レグルスは輝きを放ちます

大抵の場合、属しているグループ内で人から
引き立てに合いやすく、まわりの人たちより高い
地位や立場につくことが多くなります。

しかし、そうなることで多大な嫉妬や怒りの対象と
なったり、足を引っ張られたりすることがあるのも
また、レグルスの特徴でもあります。

success if revenge is avoided
報復をしなければ成功する

というのが、レグルスのテーマ


誰になにを言われようとも、たとえ言われなき
中傷を受けようとも、毅然とした態度でみずからの
輝きを放ち続けてこそ、ロイヤルスターですねえ゛!


でも、それって、とても怖いです泣き1

わたしたちは長らく、人と違う行動をしてはいけない
目立ってはいけない、まわりと歩調を合わせなければ
ならない、自分の意見を言ってはならないと思うように
感じるように仕向けられてきて、それがDNAに刻まれて
いるためか、輝きを放つことに怖れや罪悪感さえ感じる
ことが多々あります。

間違っていたらどうしようとか、
誰も賛同してくれなかったらどうしようとか、
誰からも受け容れてもらえなかったらどうしようとか、
わたしもいつも思うのですが、でもそれは反射的な
感情のパターンだから、そのような仕組みを理解して
みずからの光を取り戻していく時期だなあと、
レグルスのことを考えながら感じていました。


10月から新しい占星術の講座が、横浜と東京で
はじまりますあげ

土星蠍座にふさわしく、がっつりと自分を奥まで
掘り下げていくような、しっかりと身体に定着させて
使いこなしていけるような、そんな講座になりそうな
予感です。

一緒にご自身の深みを感じにいきましょう☆

わたしは境界の番人なので、ぎりぎりの淵ぐらいまで
なら、いつでもおつきあいいたしますおばけ


来週の8月31日(金)夜の「内部被ばくを生き抜く」
上映パーティ、まだお席がありますので、良かったら
いらしてくださいね。

夏の終わりにおしゃべりいたしましょうハート

会場・お申し込みは横浜Nadiaさんまで