みたいなものを感じていました。
9日あたりから、活動宮のグランドクロス
カーディナルクライマックスが出現していて
太陽フレアの活動もどどーんと高まり
今日の午後は月が冥王星にぴったんこ。
逆行中の水星は獅子座に戻り
同じく逆行中の海王星と向かい合って
集合の持つ魂の古傷をぎしぎしと知覚させます。
イギリスの暴動もこの星の配置と
無関係ではないでしょう。
閉塞感を感じているのは
イギリスの若者だけではなく
古い体制のなかで骨格のサイズが合わずに
きしみを上げている魂たちではないでしょうか。
思いきって、どーんと手放してしまうと
ラクになるかも知れないですね


逆行というと、水星がよく話題となりますが
現在は天王星、海王星、冥王星と
外惑星がいずれも逆行しています。
逆行という現象をどのように読み解いていくのか
諸説あると思いますが、わたしは
外ではなく内を見て精神性を高める時期だと感じます。
現象として外側の世界に漏れてきた暴力は
わたしたちの過去の体験が集積してきた感情ですね。
それらと同一化して、感情のおもむくままに
怒りや悲しみを表現しても、わたしたちは満足できません。
むしろ、おのれのおこないに再び傷つき
罪悪感と自己嫌悪感情が高まってしまうばかりでは
ないでしょうか。
わたしたちにできることはいつでもそれらの
感情を受け容れて、愛し、全身で悶えるように
感じきって昇華させることでしょう。
あらゆる感情はハートから
深く感じきることで過ぎ去ります。
感じないようにすることは
そこにある感情を無視することであり
そうすると、気づいてほしいがために
より一層の感情を駆り立ててきます。

高野山に泊まった夜
土地の記憶が古い魂の記憶を呼び覚ましたのか
ありとあらゆる死に様を夢の中で体験しました。
不思議と怖くはなくて
なぜこのような死に様を体験するのかといえば
その瞬間があまりにも唐突に、あるいは意外な形で
訪れたがゆえに、なにが起こっているのかわからず
苦しむことも、怒ることも、悲しむこともできなかった
魂たちがあるのだろうと感じました。
自分の心身の深いところに膠着した
感情のパターンや記憶を解き放つことで
同時に古い魂が解放されていくのでしょう

それは、わたしの感情だけれども
わたし自身ではない。
それは、わたしの記憶だけれども
わたし自身ではない。
感じきっていない
気づかないようにしてきた
自分の影に愛と光を送り
感情がさざめきたつ日は
大切な人を愛おしむように
自分の心を抱いて過ごします。
いつでも、どこでも、お金もかからず
瞬時にわたしたちを癒すものは
愛し、ゆるし、受け容れていくこと、ですね。
わたしたちの夏がより気づきと愛に充ちて
古い魂を癒し、集合の痛みを解放させて
新しい時代を築く礎となりますように……
