コーチやってるってことがすごく嫌なんだ。
耐え難い苦痛なんだ。
…そんなのとっくにわかってる。
やらないでほしいとか、すごい勝手なこと言った。
勝手だってわかってて言った。
それぐらい嫌だった。めちゃくちゃ嫌だった。すごい嫌だ。
みんなを支援することが、私を否定することじゃない。
みんなを肯定してるからコーチやるんじゃない。
ちゃんと説明してくれた。
わかってる。わかってる。
そんなことはわかってるんだ。
…だけどそれでも嫌なんだ。
私は排除されたのに、私はもうできないのに、
みんなは一緒にやれる…。
一緒に夢が見れる…
一緒のラクロスが見れる…
嫌だ。それがたまらなく嫌だ。
私は独りなのに、私には何もないのに、奪われたのに、
みんなはみんなで笑ってる。
みんなはずっとつながってる。
嫌だ。嫌だ。嫌だ。
ガキだと思う。
バカにしたければすればいい。
…だけどそれが、私の夢だったんだ。
ラクロス部に入った意味で、目的で、目標で、
どうしてもそれがやりたかったんだ。
それだけは譲れなかった。
どんなに傷つけられても、それだけは譲れなかった。
どうしても、どうしても叶えたかった。
それを奪われたに、
あまりにも理不尽な扱いをされたのに、
どうしてみんなは、そんないい思いができるんだ…。
嫌でしょうがない。すごく嫌だ。嫌だ。
許せないんだ…