アルバス・セブルス | SOAR ~飛翔~

SOAR ~飛翔~

飛びたくて飛びたくて、必死に羽ばたいて、
飛び立てなかった鳥は、今日もあの空を見上げる。

スネイプは本当に偉大だと思うんだ。


絶対に報われないのに、ただ、リリーへの愛だけで、


最も危険で最も嫌な役を17年間もやり続けた。



その一途さを本当に尊敬する。



ダンブルドアさえ涙した、その、思いの強さがうらやましい。



「彼(ハリー)に情が移ったか?」


と言うダンブルドアに向かって、


雌鹿のパトローナスを出すスネイプに、


「これだけ時が経ってもか」


と目に涙を浮かべるダンブルドアに向かって


「永遠に」


と答えるスネイプに、


胸が熱くなる。




…誰よりも大好きなその人が、私がみんなに復讐するのを望んでいないことはわかってる。


私のことをわかってくれる大事な人達が、望んでいないことはわかっている。



…だけど私はどうしたらいい?



ダンブルドア先生。私はどうしたらいいですか?


どうしたら私は救われますか?


私が救われることと、私の大事な人達を守ることは


一致しないのですか?



私が苦しむことはみんなが笑うことで、


私が笑うことはみんなが苦しむことですか?



どうして私は、私だけは、


みんなと一緒に笑うことができないんですか?




私は、ただの、


現実を受け入れることができない、愚かな弱い子供なんだろうか…


苦しみから、逃げてるだけなんだろうか


…もう逃げたいよ。


十分苦しんだのに、死ぬほど苦しんだのに、なんでまだ私だけが苦しみ続けなきゃいけないんだよ…



かっこ悪いけど、情けないけど、


私はそんなに強くない…