お幸せさまです。
今日は、 「タロとジロの日」
昭和34年南極に置き去りにされたカラフト犬・タロとジロの生存が確認された日です。
このニュースは、世界を愛と希望と勇気の感動で包んだそうです。
昭和33年、11人の隊員と15頭のカラフト犬が南極観測として参加しました。
厚い氷にはばまれて途中で断念、その際隊員は救出されたけど、ワンちゃん達は救出することが出来
ず、基地に置き去りにされたのですね。
翌年、再び南極ヘ向かった折に2頭の生存が確認されました。
これは、映画 「南極物語」 やテレビの 「南極大陸」 で実写化されましたね。
映画ではワンちゃんの世話係りでもある物理学者を渡瀬恒彦さんが演じ、ワンちゃんとの再開の抱擁シ
ーンは感動的でした。
実は、渡瀬さんが演じた物理学者は後の九大教授で、私が学生の頃授業を受けていたんですね。
時折、この話しをされてました。
実際は、再開の時どの犬か見極めができず、野生化し襲われるのではないか、、、
という恐怖心もあって、10分以上は互いに警戒し距離を置いていたそうです。
順番にワンちゃんの名前を呼んでいって、タロとジロで反応したそうです。
残りの死んでいたワンちゃん達は、海に葬ったとか。
置き去りにした時はかなり辛かったし、相当非難も浴びたそうです。
1年間ワンちゃん達の事が頭から離れなかったらしいですね。
再開は本当に嬉しかった、、、 と遠くを見て話されていました。
また、木村拓哉さんが主演した南極大陸は、先生の著書 「南極越冬隊タロジロの真実」 が原作になっ
ています。
その後、ジロは南極で死亡、タロは日本に生還して北海道で余生を過ごしたそうです。
タロ・ジロと教授の物語、私にはリアルに、そして身近に感じます。
再開した時の本当に嬉しそうな顔が、くしゃくしゃになった顔が目に浮かびますから。。。