前回の記事で書いたように、自慢じゃないけど私はケチですが、サービスの質に見合わない料金を請求する「ぼったくり業者」にはケチなだけです。サービスの質に対して適正、あるいは割安な料金なら、ちゃんとお支払い致します。

実際のところ、自慢じゃないけど当社は私が最も薄給で、エンジニアたちには他社よりも高い割合の金額を還元しています。創業期だから優秀な人材を集めるためでもありますが、誰しも「働きに応じて報われる、という期待があるから頑張れる」のではないでしょうか。やってもやらなくても結果(報酬)が同じだったら、易きに流されるのは当然で・・・。

また、損得勘定ばかりで動く人は、同類のお金だけで動く心の小さな人たちとだけ群がってしまうので、ある程度、太っ腹である必要もあります。矛盾するように思われるかもしれませんが、お金の使い方にメリハリを付けるのは当然で、お金目当てだけで動く人はそれなりの人間関係しか築けないのは、経営者に限らず、サラリーパーソンでも仕事をしていない人にも言えるでしょう。

既に業種を問わず、既に「一人勝ち」とか「独占・寡占」を狙うのではなく、様々なオリジナリティやアイディアを持つ人や企業が有機的につながりあってシナジーを追及する時代です。ネットその他で情報を得られ、会社勤め以外の働き方がいろいろある昨今、「出し惜しみ」はあまり意味がありません。有益かつ適切な情報をきちんと提供してこそ認められ、自分のスタンスや意見を広く知ってもらって共感を得、いいつながりが出来る時代になっています。

ですから私もより広く当社業務やグローバル人材関連情報を知って頂くため、sharescafe onlineの書き手として登録させて頂きました。人材のグローバル化が確実に進む中、参考になる情報をご提供できれば光栄です。

有益な情報をご提供するためには、私自身がインプットもしなければならないのですが・・・(汗)なんせ、切羽詰まらないとエンジンがかからない性格なので、これを機に自分のインプットもちゃんとやって行こうと思うのでした・・・(いつもながら、「なるべく」ですが・・・)。
http://sharescafe.net/

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自慢じゃないけど私は「ド」がつくほど「ケチ」なので、余分なお金はビタ一文払いたくなありません。でも会社を始めてから、経営者はケチであるべきと思うようになりました。

何故なら世の中には、価値に見合わないサービスに料金だけ請求する、「ぼったくり業者」がうようよしているからです。何ちゃらコンサルティングやら、何ちゃらサービスやら、「お宅の会社のためになることを教えます」などと営業に来て、愚かしいほどくだらないサービスで料金を取ろうとする輩が多く、そんな奴ら(失礼!)の言われるままにお金を払っていたらキリがなく、お金がいくらあっても足りません。うちのような極小企業でも登記所などから設立の情報を得て来るのでしょうが、「こんなのにお金を出す人がいるんだろうか」と疑う業者が多々、いるんですねぇ~~~。

例をあげたらキリがないのですが、特に酷かったのは、あるウエブ作成業者でした。ホームページの作成にあたり、いくつかの会社から見積りを取り寄せたところ、ネット集客(SEO)まで込みで100万円というところもあれば、作成だけで20万円~50万円という会社まで様々でした。そこで一番安かった20万円程度の自称ウエブデザイナーにお願いしたのですが、期日になって、私が書いた原稿をコピペして、WORDで2~3ページのレイアウトをメールで送って来ただけでした・・・・。

勿論、即刻キャンセルしましたが、懲りもせず原稿料1万円を請求して来た上、「このデザインは使わないで下さい」と言って来ました・・・。こんな、誰でも出来る、ワードでヘッダーを並べただけの作業(デザインかぃ~~?)は当然、支払いを拒否しましたよ。私ってケチ、でしょうか???当たり前でしょう???それでもこの程度の仕事(?)で、これまで「ウエブデザイナー」と名乗って来られたんですか、ねぇ・・・。

あと、税理士にもぼったくられました・・・。詳しく書くと差しつかえがあるので割愛しますが、月に2万円の経営コンサルティング顧問料を払っていたのですが、馬鹿らしくて6か月で契約を解除しました。計12万円をドブに捨てたようなもんですが、これもうち程度の規模なら、「税理士は無用」と知るための授業料だったのでしょう

創業当初は税理士が必要だと思っていましたが、今は会計ソフトやネットを使えば申告も自分でさっさっと出来てしまいます(会社員時代は自分の確定申告を5万円払って税理士にやってもらっていたんですが、自分でやったら驚くほど簡単でした。お金がある時はこの程度の出費なんて気にならなかったんですが、ねぇ・・・)。

先生と呼ばれる士業さんは職業柄、何でも知ってるかのように言った方がいいと勘違いしているようでしたが、落ちこぼれとはいえMITでファイナンスの修士号を取り、20年も金融業界の現場で働いてきた私が聞くと、経済やファイナンスに関する知識はあきれるほど稚拙で・・・。その上、あまりに基本的なことをエラそうに言われ、またそれが間違っているので、こちらが反応に困ってしまいます・・・。まあ、こう言っては何ですが、資格は範囲の決まった試験で一定の点数を取るだけですから、ねぇ・・・。その税理士さんを見て、「知ったかぶりは信用を失くす」という教訓も得ました。これも授業料のうち、でしょうか・・・。

何度も繰り返してすみませんが、私は「ドケチ」なので、余分なお金はビタ一文、払いたくありません。サービスの質が高く、価格が適正(あるいは割安)でないとお金を払いませんが、「サービスの質」も「適正な価格」も、利用者の見方はそれぞれ違うので・・・。賢明な読者の皆さんにはご理解頂いていることですが、私は特定の業者や個人を批判しているのではありません。あくまで私の体験がどなたかの参考になり、無駄な出費を抑えるのに役立てられることを願ってあえて具体例を記した次第です。まあ、これらの方々が提供する同様のサービスに料金を払っている顧客がいるとしても、それはそれで需要と供給があるから成立しているわけで・・・。

私はケチなので、ハードワーキングなうちのエンジニア達に還元するために、ぼったくり業者に1円たりとも無駄に支払いたくありません。

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「必ず儲かる」という謳い文句の投資話で儲かるわけがないのに、どうしてこうした投資関連の詐欺にひっかかる人が後を絶えないのでしょうか・・・。まっとうな投資運用機関では「必ず儲かる」とか「絶対に大丈夫」は禁句で、「過去の実績は将来のリターンを保証するものではありません。投資判断はご自身でするようお願いします」という注意喚起が義務つけられています。

ちょっと前、AIJ投資顧問が真っ赤な嘘の運用実績で年金資金を集め、結局、資金を消滅させた事件がありました。野村證券OBの浅川氏は「投資家をだますつもりはなかった。運用で取り戻せると思った」とふざけたことをぬかしていましたが、虚偽実績を提示した事自体が悪質な詐欺です。結局、給料から天引きされて長年、積み立てた勤労者の年金資金がウン十億円も無くなってしまった上に、この厚顔無恥な詐欺社長は月給600万円も取っていたというのですから、許されざる卑劣さです。

こんな悪質な投資詐欺は論外としても、現実には資産運用や事業投資がうまく行き、リスクを取った投資家が必ずリターンを得られるとは限りません。当社もいつどうなるかわかりませんが、当社の資本金は全額、私が出資しているので会社の所有と経営が完全に一致しており、万が一、当社事業が失敗した場合の投資損失を被るのは私だけです公的制度の創業融資は受けていますが・・・)。

社長や事業者以外から投資を募っている会社の場合、「必ず儲かる」とはいかなくても、「まあ大丈夫だろう」、あるいは「世の中の役に立つかも」とか「面白そうだ」、と期待して投資家は事業者に出資金を託すわけですから当然、事業者は、投資家の期待に応える義務があります。
開始当初は期待で投資し、その資本を運営費用に充て、収益が上がらないまま事業を継続するために追加投資を要求するは詐欺行為と紙一重でしょう。

事業内容や投資家と事業者との関係によって千差万別ですが、他人のお金で事業を運営し、研究開発などに想定以上の時間がかかっても、ある程度の目途が立って将来有望なら追加の資金投入も考えられますが、「これまでの投資が無駄になる」とか、「いつか何とかなるだろう」という安易な考えなら打ち切るべきです。
一定の期間で成果がみられない場合、「事業そのものを見直す」か「見切りをつける」必要があります。

当社はまだ第2期で、今のところ見直しを迫られる事態ではありませんが、誰しもいつどうなるかはわかりません。リスクを取らないとリターンも得られないし、可能性を見込んで新規事業に投資するエンジェル投資家が日本にはまだ少ないので、起業を応援する土壌が育つことも必要ですが、事業者の独りよがりによる希望的観測で事業継続にこだわると、損失が拡大するだけです。

問題は、投資家がその点を理解せず、ビジネスの収益性や経営者の能力(この2つは表裏一体ですね)を見極める手立てがないまま、お金を出し続けてしまうことです。成果を出さずに「資金を使い果たしたので、もっとお金を出して下さい」と無心する甘ちゃんに経営者の資格はないと私は思うのですが、残念ながら知ってか知らずか追加資金を投入してしまう場合も多々あるようで・・・。税金を使って救済した会社が汚染水を垂れ流しているように、ねぇ・・・。明らかに老人性認知症の政治家が大衆迎合の思いつきで施行した金融円滑化法しかり、新銀行東京しかり・・・。

仮にある事業でうまく行かなかったとしても、その事業者が起業家として完全に不適格、というわけではないし、タイミングやめぐりあわせも影響するのですから、無為に事業継続に固執して投資損失を拡大させるのは背信行為だと自戒を込めて考えています。まあ、これも卵が先か鶏が先かで、自腹を切ることも厭わず、腹をくくって取り組まなければうまく行くはずがないのは、何も会社経営に限ったことではなく、「撤退」という苦渋の決断を下せるかどうかも経営者の能力ですが・・・。半沢直樹が「経営は人だ」と言っているように、ねぇ・・・???

有望な投資と闇雲な事業継続とを見分けるのはプロのアナリストでさえ百発百中ではないのですから
投資家をはじめ、企業経営者も納税者も(!)、損失拡大防止のために、「損切り」の重要性を認識し、実行する必要があります。


利益追及を目的としないソーシャル・ビジネスについても思うところがあるので、それはまた別の機会に・・・。
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