こんにちは。
介護きらいなユリユリです
突然の母親の在宅介護!!
キタ~って感じです
2022年4月1日から
寝たきり状態からスタートです。
(現在は、少しずつ出来ること増えています)
天赦日に見た、神々しい富士山
さて、最初のころは、何もできなかった母。
ベッドですべてを行い、全く起き上がれなかったんですね
それがね、最近は、車いすで過ごし、歩行器でリハビリさんと一緒に外出も!!
トイレはまだ介助が必要だけど、自分で立ってズボンもおろせるようになってきて、少しずつ少しずつ、回復しています。
なんか、赤ん坊が少しずつ立ち上がり、ヨチヨチ歩きができてくるイメージですよ
あっ、もちろん要求、意見はガンガン言ってきますけどね
では、わたしが実践している簡単なことは、
正面から話しかける
出来ることを繰り返してやる
必ず、相手に承諾を得る。
声をかけながら、介助の動作を進める。
「○○いいですか?」と確認する。
すると、母は「はい、いいです」と返事をしてくれます。
(わたしは、あえて丁寧語を使っています)
寝たきりが回復してきたんで、出来る限り立たせます。
立つついでに、足踏み、スクワット、かかと上げを本人がやりたい回数を実施します。
今は、まだ尿の管がついているので、自由には動きづらいのが難点ですが、出来る範囲で動いてもらいます。
出来てきたことが、増えているので、本人も自信がついてきたようです。
声が力強くなりましたよ。
実行することは、相手に確認します。
例えば、
トイレは何時にしますか?
まだ寝ていますか?
おやつはこれとこれがあるけど、どっち食べますか?
ボタンはかけられますか?
もう、寝ますか?
と、相手の要望を確認、さらに選択権を与えています。
リハビリの時も、外出で、AとBどっちに行きたいですか?
と、希望を聞いていますよ。
さらに、できることはやらせます
こちらで、手伝いは最小限にして、やってもらいます。
すると、慣れてくると出来るようになるんですね。
目標設定もしますよ!
1か月後、何カ月後には、○○ができるようにしようと、何度も伝えています。
そして、なんと!予定より、早く目標達成しているんですね。
だから、本人もやる気が出てきています。
もちろん、できたことは、ほめていますよ。
学んだこと
いくつになっても、やる気があればできる!
ケアする人とケアされる人では、どうしても、上下関係、優劣な関係ができてしまいます。
が、相手の能力を奪わないことです。
(交流分析(心理学)では、ディスカウントと言うんです)
こちらが、やってしまった方が早いことも多々あるけど、相手ができることを奪わない。
すると、出来るようになるし、自分で実行しようと努力します。
出来てしまえば、ラッキーですね。
さらに、相手に選択権を与える。
人は、自分で選ぶ権利があると、幸福感を味わえます。
だって、あれしろ、これしろと、もし、言われ続けたら、皆さんどんな気持ちですか?
「○○をやりたいけど、あなたはどうしたい?」と聞いてくれたら、嬉しいと思いませんか?
権利をもらえるということ。
そして、承認欲求も満たされます。
そう、たまたま介護だけど、人が生きる力、幸福を求めるというのは一緒だと思っています。
で、回復中です
とはいえ、早く、介護からラクになりた~い私です
わたしが、今まで勉強し、仕事や日常生活で経験したことが、介護に役立っているんですね。
人生、無駄なことはないです。
ここまでお読みくださりありがとうございます