時々会う友人(11)  有閑の多忙に一句 無理からぬ 夢のまた夢 パタ楊枝 | 自分史の旅 tarojie

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黄昏の落ち葉が似合う年齢になった。何かを残すこともない過ぎ去る日々、何かストーリーを書いておきたいと思いブログを始めたものの面倒だと思う日もある。忘れること思い出すことできなくなるかもしれない。まだ真黄色な楽園ではない。少しは色もある萎びれ枯れて行く。

時々会う友人(11)  有閑の多忙に一句 無理からぬ 夢のまた夢 パタ楊枝

 

時々会う友人と久々の約束ができて飲み交わした。こちらはコーヒーではなくメガハイボールだ。何となくアルコールが入れば何でもよい。飲んで喋って終わりで家に着いて振り返れば何を話したのか不明な時もある。

 

彼と最近会えなかったのは彼の手術があったことだ。胆石が出てきたということだ。総計で4個ほど摘出したらしい。ついでに胆嚢もとってしまったと言っていた。胆嚢は胆汁のタンクのようなもので特に支障はないということだ。

 

術後の始末も悪く化膿したということで長引いたということであった。時にゴルフも楽しんでいたようだ。エージレスの可能年齢が近づいてきているので消し掛けたら返答はとてもとてもということであった。『はぁ、三桁も』無理からぬ夢のまた夢パタ楊枝

 

パタ楊枝はパタが楊枝にもならねぇという木偶の棒の意味を込めて詠った。あんときの友人も町内会の知り合いも皆ゴルフ談義であった。健康という名のもとにどれもこれも下手の横つきで昔はもっと飛んだ。昔はもっとすごかった。と言っている。

 

そんな昔のスーパーマンのごとく飛躍する話が延々と続くのだ。ホールインワンもあったということだ。私なんかショートホールで力んでいつも越えていた。ならばアイアンの番号を上げて打って手前の池にホールインではなかったか。

 

いつもよりは早く彼は去っていった。溜めたビデオを見ていた中、彼は家に帰着した連絡であった。2月末までの契約仕事が終え、確定申告も終えノンビリと満喫している。春のガーデニングの準備も必要だ。町内会の新役交代もしなければならない。駄句も併せていろいろあるねぇ。

(2024年3月14日)