タロージィのひとりごと(139)トンネルを抜けるとそこは紀州であった
儂はよく隣県によく行っている。そこは和歌山である。和泉山脈を越えてといってもトンネルを抜けるとの方がよくわかる。そんなに遠くないのだ。それでもここから大阪市内へ行くには通勤では難しい。和歌山市と橋本市ぐらいしか通えない。![]()
距離に比例するように景色は良い。紀ノ川沿いを除くとそこは山また山の山岳部、こんなところで生まれたらどうするのだろう。公務員か農協職員か農民になるぐらいしか職業が思い浮かばない。先ず儂なら差し詰め木こりが似合っているのかもしれない。![]()
若しくは地元の高校を出て大阪の寮付きの会社に入るのが夢で関の山だろう。儂の時代だと選択肢はほとんどない。まだ大阪の工場で働いて所帯を持って子供ができ和歌山には戻らない。両親の苦労を思って、戻っても何もない。
そんな諦観がついて回る。それは和歌山に限った話ではなく田舎県に暮らす宿命と考えれば選んではいけない。それしかないシンプル人生になる。職業選択の自由なんてどこか都会のお気楽さんが言っていることで選べない。![]()
ここには何か産業でも持ってこない限り難しい。このような地域はほぼ自民党になってくる。先ず開発として道路が作られる。道路ができるとトンネルを作る。利便性が上がると工場誘致をする。この段階になると少数政党では難しい。![]()
その様な構図だろうと思ってしまう和歌山の景色なのだ。スギとヒノキと耕運機が入る猫の額のような田畑が広がる。そこまであればまだいい方だろう。そうこうするうちに家々に眼を移すと既に空き家になっていた。大きな家なのにと思ってしまう。![]()
(木で作ったUFOなんてないだろう これは嘘くさいように見える)
彼岸花が咲いていた。墓が見えた。立派に見えてもこれから誰も来ないのだろうと想像した。儂が大阪郊外でまだ恵まれているのかと僅かな優越感が増してゆく。その昔、二階さんと言う元幹事長がいたではないか。道路を作りトンネルを作り予算を持って来たではないか。![]()
君もし国会議員だったら何をするべ。やはり同じなのか。ソーラーパネル何て持ってくるなよ。もし儂だったら江戸時代のうつろ船伝説を持って来てUFOが来るぞって法螺を吹く。どうかね。あの山々にはどうも宇宙人が本当にいそうだ。![]()
(2026年9月23日)


















