社会(41) 学歴フィルターという意味から見る人生ブランド | 自分史の旅 tarojie

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黄昏の落ち葉が似合う年齢になった。何かを残すこともない過ぎ去る日々、何かストーリーを書いておきたいと思いブログを始めたものの面倒だと思う日もある。忘れること思い出すことできなくなるかもしれない。まだ真黄色な楽園ではない。少しは色もある萎びれ枯れて行く。

社会(41) 学歴フィルターという意味から見る人生ブランド

 

仕事をする限り学歴はついて回る。就職するにも転職するにもそこには大卒以上となっている事が多い。ある記事から学歴フィルターとタイトルにあった。これは中卒、高卒、大卒類のものと思って読んでみると就職時のブランド大学別フィルターの有無の記事であった。

 

つまり就職時に大学名で振り分けられているとのことだ。昔『足きり』という言葉が思い出される。残念だが人生の通過点で必ずチェックされる。むしろ一生ついて回るようなものだ。プロフィルの紹介に必ず最終学歴が書かれている。

 

本を読んでもそうだ。著者の紹介に必ず書かれている。人は誰かを見る時何かで見ている。それを色眼鏡と言っている。体力仕事の我慢仕事だけは学歴コンプレックスはないが薄給という貧困コンプレックスが生涯身に着く。

 

日本の大卒者は令和の時代になっても増え続けた。中には少子化で潰れそうな大学もある。ある高校生がスタンフォード大学に入学するという。世界で2番目というランクがつく大学である。しっかりと入学金、授業料だけで4年間で5000万円も掛るというのだ。

 

三面記事に載る犯人の職業が書かれて多いのが職業不詳か土工が多い。この人たちには生涯前科というブランドがついて回る。彼ら予備軍は深夜徘徊し、駅前で酒を飲み、タバコを吸い集団でバイクを乗り回し迷惑な排気音をまき散らしている。

 

時にはカツアゲして金品を巻き上げている輩もいる。俗にいうチンピラというブランドだ。そのチンピラがグレードを上げるとハングレというブランドに代わる。最後のヤクザというブランドはなかなか手に入らない狭き門のようだ。

 

ブランドを手に入れて足を洗うとなるとこれは相当難関と聞いている。こう見ると人生ブランドはかなり多い。『君のブランドは何かね』庶民という個人事業主のブランドがある。確定申告という仕事が近々待っている。

(2024年2月19日)