こんにちは!


今年最後の記事です。


本年も拙いブログをご覧いただき誠に有難うございました。
また、ご依頼頂いた方々に心より感謝申し上げます。


今回は「シャンデリアの特徴(メリット/デメリット)とコーディネート」についてお伝えします。


<シャンデリアの特徴>
 

 

・魅力的なデザイン性


シャンデリアは装飾的なデザインが多いので空間に華やかな印象をプラスすることが出来ます。
もちろんシンプルなデザインの物もありますので、様々なインテリアスタイルに合わせることが可能です。


※ただし、装飾が凝っているという事は「掃除しにくい」という問題もありますので、掃除が苦手という方は華やかなデザインは向いていないかもしれません。


・広く浅く空間を照らす
 

部屋全体をボンヤリと照らすため、ほどよい光量にできるメリットがあります。
リビングなどで明るすぎて目がチカチカしてしまうという場合に適していますね。


また、灯りが上向きか下向きかによっても特徴が変わってきます。


上向き・・・先述の通り部屋全体をぼんやりと照らします。間接照明のような役割になるので、ムードのある空間を作ることが出来ます。


下向き・・・上向きに比べて、手元やテーブルに灯りを落とせます。ペンダントライトのような役割になります。


・アンティークを楽しめる
 

「アンティーク調」や「エイジング加工」ではなく、昔のヨーロッパなどで実際に使われていたシャンデリアが販売されています。本物の経年変化を楽しみたいという方には嬉しい利点です。


ただし、海外の照明は日本と電圧や安全基準が違います。また、アンティーク照明に多く使われている電球はバヨネットタイプで日本のエジソン球とは異なるので、海外のショップで購入する際は、日本の規格に合っているか確認しましょう。


日本のショップでは海外から輸入した製品を日本の規格に合わせてリペアしているところが多いので、その点は安心と言えるでしょう。


<アンティーク照明を販売しているショップ例>

 

 

※海外で購入したアンティーク照明や家具の修理などの相談も可能。



<取り付ける際の注意点>


・器具の重さ

シャンデリアは重量のあるものが多いので取り付ける際は注意が必要です。

 

一般的には以下の基準が設けられています。


「シーリング」=5kgまで
「ローゼット」=10kgまで
「直結」=10kg以上


※ショップによっては7kg以上を直結で案内していたりします。地震などによる落下が心配な方は直結にするのが安心でしょう。


直結は天井にカバーやメダリオンを直接固定するので綺麗に納まるという利点もあります。

ちなみにメダリオンはシャンデリアの灯りにロウソクやガス灯を使っていた時代、煤で天井が黒くなってしまうので塗りなおしの手間を省くために考案されたとされています。


ただし、直結にするには配線工事が必要で、資格がないと取り付けができないため注意が必要です。


また、天井の強度によっては補強が必要な場合もあります。


そして一度取り付けるとシーリングやローゼットに比べ、別の照明器具へ交換することが難しいという点も注意しましょう。


・器具自体のサイズ
 

シャンデリアのサイズと天高や身長によっては、頭をぶつけたり視線を遮ることもあるので、空間とサイズの関係にも注意しましょう。


特徴(メリット/デメリット)については以上です。


続いてはコーディネートアイデアを見ていきましょう。

 

※最初の3つの画像は同じシーンでシャンデリアだけ変えた場合の印象の違いなどをお伝えしています。


<コーディネートアイデア>




クリアガラスやスチールで構成されたデザインのシャンデリアは、非常に煌びやかなので空間を華やかにしたい場合にピッタリです。


トラディショナルスタイルなどの華やかな空間を目指す場合は採用を検討してみましょう。

トラディショナルスタイルの記事はこちらからどうぞ↓↓↓

 

 


 


黒系のアイアンで構成された比較的シンプルなシャンデリアは、カッコよさと上品さを併せ持っているので、インダストリアルスタイルやブルックリンスタイルなどに取り入れても素敵です。

インダストリアルスタイルの記事はこちらからどうぞ↓↓↓

 

 




シンプルでスタイリッシュなデザインのシャンデリアは、スタイリッシュモダンなどとの相性が良いでしょう。画像はNICHE(ニッチ)の「SPARK 24」です。


こういった現代的なシャンデリアも沢山ありますので、モダンな空間でも取り入れやすくなっています。(デザイン的な意味で)

 

※ダイニングの場合はシャンデリアだけだと照度が足りない場合もありますので、キャンドルライトなどで補いましょう。

 

モダンスタイルの記事はこちらからどうぞ↓↓↓


自分では上手にコーディネートできないという方は、コーディネートのお手伝い/無料相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。

 


<そのほかのアイデア>


 


出典:aylamade.com

 

こちらもモダンな印象のシャンデリア。天井高がある程度無いと厳しいので、吹き抜けの空間などに設置すると豪華さも出て良いでしょう。
 

 




出典:zestkurashiki.com

 

梁に設置するのも高さを確保できるので良いアイデアです。

日本の住宅は天井高が2400mm~2500mmが主流なので高さを確保するにはこういった工夫が必要ですね。
 

 


 


出典:onesanhome.com

 

天高が低い場合は画像のようなものが良いでしょう。
 

 




出典:kol.deals

 

 
出典:notjustahousewife.net


温かみをプラスしたい場合は木製のシャンデリアにしてみましょう。

素朴な印象も加わるので、北欧モダンやラスティックスタイルなどの優しいスタイルに良く似合うでしょう。

ラスティックスタイルの記事はこちらからどうぞ↓↓↓

 




いかがでしたか?


今回は「シャンデリアの特徴とコーディネート」についてお伝えしました。


主に設置に関して他の照明と比較するとハードルが高いシャンデリアですが、採用できればインテリアが華やぐこと間違いなしなので、検討してみてはいかがでしょうか?

この記事が少しでもお役に立てばとても嬉しいです。


最後までご覧頂き有難うございます。

皆様良いお年をお迎えください。