こんにちは!
今回はディスプレイについてお伝えしたいと思います。


前回は「フォーカルポイント」についてお伝えしましたが、上手なディスプレイの方法を覚えればフォーカルポイントの存在感も増しますよ。ウインク


フォーカルポイント以外の場所や、ゴチャゴチャしがちなキッチンなどもオシャレにすることができますので、是非覚えたいポイントです。

 

フォーカルポイントについての記事はこちらからどうぞ↓↓↓

 

 


<ディスプレイを上手に飾るポイントとは?>


1・三角形を意識して配置する


三角形は人間が美しいと感じる形です。

正三角形である必要はなく、不等辺三角形や二等辺三角形でも大丈夫です。

 

ディスプレイする箇所が広い場合は、部分的にはもちろん、全体のバランスで三角形にしてみると統一感も生まれ良いと思います。
簡単にパースをつくってみましたので、詳しく解説したいと思います。

おわかりいただけただろうか・・・

 

 

上段の花瓶が三角形の配置に・・・

 

中央のかたまりまでも・・・

 

黒色で三角形・・・だと・・・?

 

 

他にも箱を3つ積み重ねることで三角形を作っています。真ん中のかたまりも一応三
角形を意識していますよ。ニコニコ


上段の真ん中に長方形のアートフレームを置いてもいいですし、大きさの違う小さ
なアートフレームを3つ並べても大小の三角形を作ることができますね。

 


2・シンメトリー(左右対称)/アシンメトリー(左右非対称)


「シンメトリー」は分かりやすく調和がとれる方法ですね。

これはレイアウトでも適用されていて、ホテルや旅館の客室ではベッドとサイドテーブルが左右対称に置かれているのが一般的です。


「アシンメトリー」はシンメトリーを基本として、どちらかにアイテムを足すか、もしくは引くかすることで、リズムが生まれて空間に動きが生まれる効果があります。


足したり引いたりは1~2アイテム程度がいいですね。あまりやりすぎるとバランスがおかしくなる可能性があります。

 

 

3・色を3色に絞る

 

先ほどのパースでも色を「白」「黒」「グリーン」のみに絞っています。

 

視覚から入る色の情報というのは脳にとっては凄い刺激ですので、色数を絞ると「落ち着き」や「安心感」を感じることができます。

ひいてはそれが「洗練された雰囲気」にもつながりますよね。ウインク


ただしモノクロの場合はもう少し色を足してもいいとは思います。モノクロの空間もカッコイイですが人によっては「殺風景すぎて寂しい」と感じることもあると思いますので。


複数色を使う場合は色の相性を考えることが非常に重要です。
色の相性などの記事はこちらから↓↓↓

 

 


ディスプレイに使用する色を選ぶ際には、簡単に変えられないメインカラーの壁や床の色を基準にしましょう。

せっかくディスプレイスペースがまとまっていても、床や壁との相性が悪いと台無しになってしまいますので。


また、鮮やかな色を使う場合は同じ色を何点か使うと※1アクセントカラーになりきれいにまとめることが出来ます。


※1は「レピテーション」と言って、アクセントになる強い色を部屋の中に「分散」して「繰り返し」すことです。

 

 

4・素材感を合わせる


これも非常に重要です。先ほどのパースを使って、試しに素材を左から「木」「クローム」「陶器」にしてみました。どうでしょうか?統一感が薄れたとは感じませんか?

 

 

中段にガラスの花瓶もあるので尚更ばらけた感じになってしまいます。素材感を合わせることの大切さを感じることができますね。


素材感を合わせる際は、ディスプレイするシェルフなどの家具類に使われている素材に合わせるのも、統一感が生まれるので意識したいポイントです。ニコニコ

 

 

5・テイストを統一する


お気に入りの国がある場合はその国に関連した調度品を飾ったり、家族写真でまとめたり、モダン、ヴィンテージなどなど飾るもののテイストで統一するのもいいですね。


植栽を置く場合は植栽でまとめる、花を飾る場合は花でまとめると、統一感だけでなく、管理もしやすいので一石二鳥です。爆  笑


四季に合わせてディスプレイを変えるのも、季節を感じられて素敵ですね。

 


6・光で演出する


これは少し上級者向けですが、ディスプレイを上手に飾ることができたら試したい方法です。

スタンドライトやテーブルランプ、間接照明、天井のDLなどでディスプレイを照らしてあげましょう。キラキラ


ただし素材や形状によって効果的な照らし方があるので、注意が必要です。


・正面からの光→素材や形状にあまり左右されずに、ディスプレイの表情をしっ
かりとみせられる


・上からの光→上方からの光を受ける「面」が大きいものには効果的。(三角錐の
ようなものはキレイに見えやすい)逆に「面」が小さいと下に影が多く出てしまい
ます。


・背面からの光→透過性のあるもの(ガラスなど)だととてもキレイです。透過性
のないものだと全面が影になってしまい良くないです。真顔

 


以上が上手にディスプレイをする上で意識したいポイントです。


全てのポイントでいえる事ですが、特に壁に面したディスプレイスペースの場合は「ひとつの絵画作る」イメージでディスプレイをすると上手くまとまりやすいと個人的には思います。


最後に参考になる素敵なディスプレイの画像をご紹介音符

 

 


【例1】

出典:biglots.com

 

ボックスと本を交互に配置することで三角形の配置になっています。マネのしやすい配置の例ですね。ボックスを使っているので見せる収納としても機能しますし、身近なアイテムだとカラーボックスで真似できます。ウインク

 

※本の色はブックカバーを付けるなどして、統一しましょう。(雑誌や漫画そのままだと乱雑な印象になります)

 

 

 

【例2】

出典:ebay.com

 


こちらはボックスを階段状にすることで三角形を形成しています。シェルフ自体が三角形なので、中のディスプレイにバラつきがあっても緩和されます。とはいえ色数やアイテムの数は少なくしているので品良く見えますね。


先ほど同様カラーボックスで再現できますし、DIYで作りやすい形状なので、参考になるのではないでしょうか。




【例3】


出典:thebeautydojo.com

 

 


左のかたまりで三角形を作り、ミラーも合わせると更に大きい三角形の配置になります。色数も抑えられていますし、トーンも統一していますので、さらに洗練された印象を受けますね。


フォーカルポイントとしても機能していて、とても素敵なディスプレイの仕方です。ラブ

 

 


【例4】

出典:etsy.com

 


三角形やシンメトリーはあまり意識されていませんが、色とテイストの合わせ方が秀逸なディスプレイです。

床のグレイッシュな色味とディスプレイの色の調和が素晴らしい。キラキラ


グリーンの彩度を押さえているのも上級者テクニックですね。これが彩度強めのグリーンだと浮いてしまってバランスが崩れます。
もし彩度の強いグリーンを使いたい場合は、レピテーションを意識して他の場所に
も同じ色味のグリーンを置くと調和がとれます。

 

 


【例5】


出典:news.buzzbuzzhome.com

 

 

 

ディスプレイとレイアウトがシンメトリーの寝室。ワンコがいいアクセントに・・・デレデレ


寝室は物が少なくて済むので、シンメトリーにし易い場所だと思います。ベッドとサイドテーブル、テーブルランプがあればマネできるので是非。

 

シングルベッド2つでも良いですね。色もすっきりと統一されていてとても素敵なインテリアになっています。

 


いかがでしたか?

今回は「上手なディスプレイの方法」についてお伝えしました。壁や床などの内装材をいじるのは大変ですが、ディスプレイなら手軽に実践できますよね。(究極、100円均一のものでも大丈夫ですから)


前回お伝えした「フォーカルポイント」とともに実践して、素敵なインテリアを実現させましょう♪


この記事が少しでもお役に立てばとても嬉しいです。


最後までご覧頂き有難うございます。

 


無料相談、有料コーディネートの詳細はこちら↓↓↓