ネガティブな出来事は「誰の人生か」を思い出すチャンス!③ | ブレない人生を作るための自分らしさを、言葉に。

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いつ、どこで、誰といても自分らしさを失わない、自分だけの人生を歩むための気づきをお届けしています。

今日も新しい世界を自分らしく生きるあなたへ。

 

 

こんにちは、廣瀬乃梨子です。

 


先日のブログで、
「誰の人生か」を考える

エピソードとして

 

夫との結婚を決めるまでの

道のりをお話しています。

 

 

今日はその続き③となります。

 

 

②では、私が夫といることが

あまりに当たり前のように

感じていたことを書きました。

 

 

 

一方夫はと言うと・・・

 

ゴロンと寝転がったその視界には

青い空が広がっていたそうです。

 

 

そして流れる雲をぼんやりみながら・・・

 

 

 

あー幸せだなぁ

 

 

 

と思うと同時に、

 

 

 

これっておれの人生だよなぁ

 

 

 

と思っていたそうです。

 

 

当たり前と言えば当たり前ですよね💦

 

 

 

ただ、ずっと廣瀬家の長男としての自覚を

もって生きてきた彼にとっては、

その「家」からの言葉は思った以上の

影響力がありました。

 

 

 

夫は、結構ひょうひょうと自分の好きなように

生きてきているように見えていたのですが^^、

 

もしかすると

「賛成されずとも、反対されないように」

夫なりに調整して生きてきたのかもしれないと

他のいろんなエピソードを聞いて感じています。

 

 

そして、

 

 

 

「おれの人生だよなあ」

 

 

 

から1か月半後、

 

 

 

私は夫のお母さんと

お会いすることになりました!

 

 

 

お仕事がお休みの日に、

わざわざ6時間かけて、

私と夫のいる大阪まで

出向いてくださったのです。

 

 

 

私にしてみればなんだか急展開で

ひたすらびっくりしていました。

 

 

が!

「なんで?どうして?何があったの?」

よりも

 

 

「え?嬉しい!一歩前進!」

という気持ちと(能天気な・・・)

 

 

そして本当のところは、

 

ご来阪の目的を詳しく聞くことが

ちょっと怖かったのかもしれません。

(厳しいことを言われかねない状況ですし・・・)

 

 

 

ここからは先日初めて知ったことなのですが、

夫は私と別れてからも、

私のことをご両親にたびたび交渉したり、

 

すでにご結婚されていたお姉さんに

ご実家の結婚観について相談したりと

 

 

なんとかご実家と折り合いを付けられないか、

彼なりに粘り強く動いていたそうです。

 

 

そんな中での、

 

「おれの人生だよなあ」

 

 

 

 

私と再会してそう感じたことが決定打となり

やっぱり諦められないと

改めてしっかりご実家に話をしたとのこと。

 

 

 

「こんなにずっと言ってくるなんて・・・」

「そんなに言うんだったら、一度お会いしてみようかしら」

 

 

おかげさまでそう思っていただけて、

お会いする運びとなったそうです。

 

 

なので、私にとっては急なことでしたが、

夫やご実家にとってはずっと話されていたこと

だったというわけです。

 

 

 

 

そして当日の午後・・・

 

 

ホテルのカフェラウンジに

現れたお義母さんは

それはもう颯爽とされていて・・・

 

 

それに夫とうり二つで・・・^^

(めっちゃびっくりしました)

 

 

緊張しないといえばうそになりますが、

思った以上に会話が弾んだのは、

ずっとお商売をされている

お義母さんのリードがあったからかなあと

思っています。

(あと、見れば見るほど夫にそっくりで

初めてお会いした気がしなかったからかも)

 

 

お話の内容は廣瀬家のこと。

たくさんたくさん話してくださいました。

 

 

前のブログにも書きましたが、

もともとそういった歴史的な家に

憧れがあった私は

とっても興味深く聞いていました。

質問もしました(笑)

 

 

 

結局・・・

夫との交際についての話はなく、

その日の夕食もご一緒くださり、

(まさかだったので慌てて

お店を探した記憶があります)

 

 

一泊されてご実家に戻られました。

 

 

 

で!!

その後に交際を認めてもらえたかどうかというと・・・

 

 

なんと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OKは出ませんでした!

 

 

 

 

 

それはやっぱり年齢という部分で

様々思われるところがあったそうです・・・

(逆に言うと、私に会ったことで

本当にそこだけになったそうです)

 

 

 

じゃあどうやって結婚したの!?

ということですが、

 

 

 

これはもうどちらかというと、

 

 

夫の勢いのおかげというか・・・

 

 

 

今回の、ともすればネガティブな

出来事を通して

「これはおれの人生だ!」

と目覚めた夫は、

 

 

 

「ここまでしてもわかってくれない

実家とは縁を切ってもいい!」

 

 

 

と、私との交際を再開・・・

 

 

もちろん、本心ではないですよ。

それぐらいの勢いだったということです。

 

だって、「廣瀬家の長男」は

彼のアイデンティティのひとつですから!

 

 

ただ、人生のハンドルを誰が握るか・・・

を強く強く意識した人間は、

これまでの環境をものともしない行動に

出ることができるんだ・・・ということを感じました。

 

 

 

私と一緒に暮らすことに決めたとき、

私の両親にしっかり挨拶をしてくれました。

 

きちんとご実家のことも話して、

 

 

 

「私の実家のことはまかせてください。

なんとかします」

 

 

と私の両親に言い切っていました。

 

 

交際を考え直すように言われ、

抗えなかった一年前の彼はもうそこにはなく、

 

ちょっと大げさかもしれませんが、

 

「自分の人生は自分で切り拓く!」

という力強さと

周りを見ながらベストな道を探す・・・

という今の彼に通じる安心感を

みた瞬間でもありました。

 

 

(それに私はどうもお義母さんを

先輩女性として好きになってしまったので、

なんとかうまく調整してもらいたいと、

ここは夫に賭けていました)

 

 

 

 

 

 

最初は、年下の子分ができた~というような

感覚で友達になった彼でしたが、

2年もたたないうちに、

すっかり信頼できるパートナーとなっていました。

 

 

 

この一連の出来事を通して

学んだ大切なこと。

 

 

それは、

「誰の人生か」の意識、

つまり「自立」だと思います。

 

 

自立(心)とは、

「自分の人生のハンドルは

自分が握っているという心」

だと思います。

 

 

そして、それは自分だけでなく、

「相手もそうなんだと認めて尊重し合える心」

でもあると思います。

 

 

 

今回、恋愛・結婚という、

ともすれば甘いピンク色のお話で、

ビジネスなどのカッコイイ、クールな

カテゴリーで得られた経験ではありませんが、

 

 

 

だからこそ、より、自分たちの

生々しい心やその変化を

感じ取れたのではと思っています。

 

 

 

 

自分が譲れないものを得るため、

あるいは守るために必要なのは、

 

 

「誰の人生か」を意識すること。

 

 

そして

 

 

「自分の人生のハンドルは

自分が握っているという心」

 

 

 

に加えて、

 

 

「自分は望むものを手に入れてもいいんだ」

 

 

という自分への信頼のような気がします。

 

 

 

 

ここまで長々とお付き合いくださいまして

ありがとうございました。

 

 

 

寒気がした・・・という感想をいただいた

シンクロ続きの夫と私でしたが、

一緒になる前にちょっとした「お試し」を頂戴し、

人生の大切なことに気づかせていただきました。

 

 

こんな「馴れ初め話」ではありますが、

読んでくださったあなたの心が

何か大切なことを思い出すきっかけと

なりましたら幸いです。

 

 

 

今日も私らしくいさせてくれるすべてに感謝します。

 

 

廣瀬乃梨子