最近、驚くべきことに気づきました。
それは
好きの反対が嫌いじゃないということ。
えっ？
小学校の対義語のテストで、
好きの反対は、嫌いで正解だったはず。
それなのに、
好きの反対が嫌いじゃないってどういうこと？
って思うかもしれませんね。
私もそのことに気づいたときには、
唖然としました。
でも、深く見つめれば見つめるほど、
好きの反対は嫌いじゃなかったのです。
「好き」というのは、
本質的に、
魂の求めているものに合っているという感覚なんですよ。
だから、
素直に好きだと思えるものは、
魂が求めているものだと思っていい気がします。
じゃあ、「嫌い」ってなんのかっていうと、
これもよくよく深く見つめてみると、
魂が求めているものが得られない
いら立ちや不快感なんですよね。
本当は自分もヒラヒラのフリルがついた
女性らしい服装がしたいんだけど、
それは華美でよくないと教え込まれてきたので、
そういう派手な服装をする人が嫌いだって思ったとしたら、
それは
「本当は自分もそういう服装がしたい。
自分はそれを我慢しているのに、
平気でそんな服装をしているその人が憎たらしい」
↑
それを「嫌い」と表現したりする。
だから、
「嫌い」というのは、
自分のくやしさやうらやましさを
隠す表現だったりするんです。
「嫌い」という言葉を発しているときって、
独特の不快感があるでしょ。
それは、
自分の中の隠された欲求を押さえつけ
否定しているからなんですよ。
じゃあ、好きの反対って何なのか？
それは「自分の魂が求めているものとは合わない」
というだけのシンプルな感覚だと思います。
ただ単に合わない。
それだけ。
オーガニックのしぼりたてオレンジジュースと、
ミネラルウォーターがあったとき、
今はオレンジジュースが飲みたい。
ミネラルウォーターじゃないとしますね。
そのとき、
ただ単にミネラルウォーターは
今は求めていないというだけで、
別に嫌いとまでは思わないでしょ。
でね、
ここからが大事なんだけど、
本当は合わないものなのに、
これを取り入れるべきだと思って、
無理に受け入れようとしていることって結構ある。
「野菜を食べないとダメだ」って思い込んでいると、
本当は今は野菜より別なものを体が欲しているのに、
「野菜を食べなきゃダメ」って思ってると、
まるで薬を飲むように無理して野菜を食べたりする。
こんなふうに
自分の純粋な「好き」の気持ちが、
日常のいろんな場面で否定され、
「べき」が優先されていることって結構あるんですよね。
無理やり「べき」を優先する生活をしていると、
どうなると思いますか？
たくさんの「好き」が否定され、
我慢に我慢を重ねている生活になりますよね。
そうなったら、
「嫌い」が増えていくんですよ。
だってそうでしょ。
「私だって〇〇したい」が
ず～～っと否定され続けているわけだから。
「私だって〇〇したい」を押さえつけるには、
「嫌い」って思って、にらみつけるしかないものね。
「嫌い」がいっぱいの人生ってどうなのよ？
楽しいですか？
楽しくないに決まってるよね。
自分の中に「嫌い」が浮かび上がってきたときは、
本当はどうしたいの？
って聞いてみるといいと思います。
そして、
本当は自分もフリルがついた服が着たいなら、
素直に着ればいい。
そうすれば人生は楽しくなってくる。
「好き」を自分に解放してあげれば、
ますますやりたいことが浮かんでくる。
そして、
その「好き」をどこまでも自分に許していくと、
あなた独特の最高に面白い人生になっていくんですよ。
「嫌い」っていう言葉で、
「好き」を隠していないか？
「好き」なのに、
「嫌い」なことにしていないか？
自分の「好き」に対して、
解放令を出していいと思いませんか？
あなたは好きに生きていいんです。
自分で自分を縛るのはそろそろやめましょう。
それではまた
今日も素敵な一日を
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