今、私の体に不思議な現象が起こっています。
これもきっと宇宙の采配なのだと思いますが、
本当に宇宙の叡智は底知れない
ということを実感しています。
急性胆嚢炎で入院したばかりのとき、
胆嚢の炎症を抑えるために、
絶食状態で点滴生活をしていました。
絶食って聞くと、
おなかが空きそうに思えるでしょ。
でもそれは、
健康体だったらの話なんですよ。
胆嚢が腫れて痛い状態のときって、
おなかなんて全然空きません。
食べ物を想像するのも気持ち悪いくらいでした。
それが炎症が治まって、
食事の許可が出て、
おかゆと、脂肪分と塩分が控えめの
野菜中心の食事が出るようになりました。
以前の私だったら、
こんなんじゃ食べた気がしないよ
って文句を言っていたであろうような
あっさりしまくりの食事なんです。
………
ところが、
それがおいしいんですよ。
ものすごくおいしく感じる。
なぜなら、
そういう食事を体が求めていたからです。
毎食、ちょこっとデザートがつくんですが、
リンゴのコンポートだったり、みかんだったり、
フルーツが多かったです。
でもある日、
無性に水ようかんが食べたくなりました。
実は私、
入院する前までは、
水ようかんって苦手だったのです。
そもそもあんこが苦手が上に、
それが薄まったような水ようかんはさらに苦手に感じていました。
それなのに、
なんでか知りませんが、水ようかんが食べたくなったのです。
そしたらね、
なんでしょう、私の念の力なのかなんなのか（笑）、
次に出てきた食事のデザートが、
薄い２切れの水ようかんだったのです。
おいしかったあ～～
退院するまで、
毎日毎日薄味で脂肪分の少ない食事をとっていたら、
ある日異変が起こりました。
なんと、
味覚が鋭くなったのです。
少しの塩分を敏感に感じ取れるようになったので、
かなりの薄味でも、味が薄いとは思わなくなったんです。
塩味だけでなく、
他の味も全部敏感に感じ取れるようになりました。
だから、今は、
水を飲んでもその水の持つ旨味のような味が
はっきりわかるのです。
不思議ですよね。
私の体がこれからまた
濃い目の味に戻らなくて済むように、
味覚センサーを鋭敏にしてくれたんだと思います。
肉体って、
やっぱり宇宙の無限の叡智とつながった
神秘そのものだと実感しました。
私たちは人間だけれども、
同時に人知を超えたものでもある。
なぜなら、
私たちは本来、
無限なる宇宙とひとつだから。
入院経験を通して、
ますます宇宙の凄みを
日々実感しています。
それではまた
今日も素敵な午後を
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８月１５日より再開
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